血液が"ドロドロ"になるとどうなる?-サラサラな血液を保つポイント!-
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「ドロドロな血液」について解説していきます。
今回の目次
- ドロドロ血液ってどんな状態?
- ドロドロ血液を放置するとどうなる?
- 血液をサラサラにするには?
- 特に更年期以降は注意?
- 最後に(ドロドロ血液は気がつかない?)
【1】ドロドロ血液ってどんな状態?
血液中には、様々な物質が存在します。
そのなかで、血液中のブドウ糖(グルコース)や脂肪(中性脂肪・LDL-C)が多すぎると、血液がドロドロになってしまいます。
LDL-C…LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロールのこと)
空腹時で、血液中にブドウ糖が多い状態を「高血糖」と呼びます。
また、中性脂肪・LDLコレステロールが多い状態を「高トリグリセリド血症」または「高LDLコレステロール血症」といいます。
【2】ドロドロ血液を放置するとどうなる?
血液中にブドウ糖や脂肪が多く、ドロドロな状態になってしまうと、血管に負担がかかります。
これにより血管の老化(いわゆる動脈硬化)が進みやすくなります。
また、血管の壁にコレステロールなどが溜まり、コブのようになってしまうこともあります。
これにより血液の流れが悪くなり、様々な臓器に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
例えば、腎臓・目・足・心臓・脳などに障害を及ぼすことがある。
【3】血液をサラサラにするには?
血液をサラサラに保つためには、下のようなことを意識してみましょう。
- 糖質や脂質を摂り過ぎない
- 油は質にこだわる…DHAやEPAなど不飽和脂肪酸がおすすめ
- 適度な運動を心がける…激しい運動は酸化(体内のサビ)を進めるため注意
- 禁煙…タバコは血管の老化を進めたり、血流を悪くする
- ストレス解消
- 抗酸化作用のある食品を摂る…緑黄色野菜など
- 食物繊維をしっかり摂る…血糖コントロールに重要
【4】特に更年期以降は注意?
女性の場合、特に更年期以降ではホルモンバランスの変動から「内臓脂肪」が蓄積しやすくなります。
皮下脂肪に比べて、内臓脂肪の方が悪影響を及ぼしやすいため注意しましょう。
【5】最後に(ドロドロ血液は気がつかない?)
実際、血液がドロドロな状態でも特別な自覚症状はありません。
多くは、放置をしていて、ある日の健康診断などで指摘されることが多いでしょう。
そのため、定期的に健康診断を受けて、まずは「気がつくこと」が大切です。
最後までご覧頂きありがとうございました!
今回の内容を音声付きの動画でも解説しておりますので是非ご覧ください。