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【京都市左京区】大人気のイベントが3年ぶりに帰ってきた!リカマンウイスキーメッセ in Kyoto

MIZUHO.WORKトラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

関西最大級のウイスキー試飲会「リカマンウイスキーメッセ in KYOTO」が10月16日(日)にザ・プリンス京都宝ヶ池 地下2階「プリンスホール」にて行われ、満員の大盛況で幕を閉じました。

出典:リカーマウンテン
出典:リカーマウンテン

リカマンウイスキーメッセは世界中のウイスキーを無料試飲(一部有料試飲)できるほか、オークションや即売会など普段購入できない価格で貴重なウイスキーを手に入れられるため、例年チケットがすぐに完売してしまう大人気なイベントです。今回は試飲会ではじめてのウイスキーや京都のバーテンダーによる会場限定カクテルを楽しみました。

ロッホローモンド蒸溜所 ビル・ホワイト氏
ロッホローモンド蒸溜所 ビル・ホワイト氏

スコットランドの伝統衣装「キルト」がひと際目立っていたLOCH LOMOND(ロッホローモンド)のホワイト最高執行責任者 ビル・ホワイト氏。ロッホローモンドはシングルモルトのフルーティーな香りのウイスキーが特徴です。

ロッホローモンド12年
ロッホローモンド12年

東京ウイスキー&スピリッツコンペティションで4年連続金賞受賞、殿堂入りを果たしている「ロッホローモンド12年」は2種類の原酒を3種類の樽(カスク)で熟成し、桃や洋梨のような香りと樽由来のバニラの香が絶妙なバランスでした。

コウラウ蒸溜所・エリック氏
コウラウ蒸溜所・エリック氏

ハワイからはコウラウ蒸溜所が登場。ハワイ発の蒸留所で、元海兵隊員が営む蒸留所では、一本一本丁寧に手づくりで蒸溜しています。ここでは「トレードウインド」というジンを試飲しました。ハワイ産の植物を原料としており、ハイビスカスや南国フルーツのようなトロピカルな香りで夏にぴったりです。独特なフレーバーでジュースのような感覚で楽しめます。

ブッシュミルズを使用したオリジナルカクテル
ブッシュミルズを使用したオリジナルカクテル

ほかにも1608年にはじめて世界でウイスキーの認可を受けたアイリッシュウイスキー「ブッシュミルズ」。400年以上の歴史を誇る蒸留所で、アイリッシュ伝統の3回蒸留でまろやかで、スムースな口当たりが特徴です。

会場には日本でたった4人しかいないというブッシュミルズのアンバサダー辻英和氏によるオリジナルカクテルが各部50杯限定で振舞われました。マンゴーやグァバ、パッションフルーツなどを使用し、トロピカルな香りと酸味が絶妙で、ブッシュミルズのスムース口当たりがとても飲みやすい仕上がり。お酒が苦手な人でも飲みやすくて、すっきりしたカクテルでした。

「Scotch&Branch」辻英和氏
「Scotch&Branch」辻英和氏

辻英和氏は「Scotch&Branch」というバーを経営されています。ブッシュミルズのエピソードや深い楽しみ方をわかりやすく教えてくれます。

「minibar」奥西敏弘氏
「minibar」奥西敏弘氏

これまで飲んだことのない衝撃のカクテルを作ってくれたのは「minibar」の奥西敏弘氏。全米で最も売れているウォッカTito’s(ティトーズ)使用したお食事系カクテル。トマトピューレや白みそ、鰹節、ゆずなど、和風調味料を合わせたスープのような仕上がり。

Tito’sを使用したオリジナルカクテル
Tito’sを使用したオリジナルカクテル

和風トマトスープのようで、会場内の試飲のアテになってしまいそうな、食事系カクテルでした。minibarでは「こんなカクテル飲んだことない」というような変わり種カクテルがいろいろあるようなので、ぜひこちらもチャレンジしてみたいバーです。

有料フードコーナーのフィッシュアンドチップス
有料フードコーナーのフィッシュアンドチップス

試飲会ではフードコーナーも準備され、ナッツや燻製などのおつまみやフィッシュアンドチップスやソーセージなどのフードがありました。ちょうどお昼時だったこともあり、フードと共にウイスキーを楽しむ人も多く見受けられました。

試飲コーナーはもちろんウイスキーの即売会が大盛況で、開場直後から長蛇の列でした。あらためて、ウイスキーの人気の高さがうかがえる機会となりました。新たなウイスキー世界に触れ、これからハマってしまいそうです。

MIZUHO.WORKおすすめ!ウイスキーがおすすめのバー

トラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

神社仏閣とお酒をこよなく愛する自由人。仕事は、インバウンドに関する事業に従事。個人活動としてトラベル・グルメ系の連載や寄稿も多数。京都に憧れ、4年前に移住してきた関東人です。地元出身とは異なる視点で地域を発信していきます。

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