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あなたは、コストコで「ゴディバ」と「リンツ」どちらを選ぶ?

タマ・アニ輸入菓子・食品ブロガー

 高級チョコレート界に君臨する2大巨塔といえば、皆さんもご存じの『ゴディバ』と『リンツ』。数多くあるメーカーの中でも、この2つは世界に名をとどろかせる程に有名です。

寒い冬のクリスマス&バレンタイン・シーズンになると、日本でもスーパーでは特別コーナーを設けられるほどに人気ですね。

 今回はそんな2大チョコレートの中でも、今人気のコストコで手に入る商品をピックアップ。 今話題のスポットで人気の商品を! こんな、ぜいたくはありません。ぜひ参考にして、現地でどちらを選ぶか大いに悩んでください。もちろん、両方もありです!

GODIVA MASTERPIECES

 まずは『ゴディバ』サイドから、「GODIVA MASTERPIECES(ゴディバ マスターピース シェアリングパック)」をご紹介。茶色と金色のパッケージからして、高級感が “これでもか!”とあれ出ています。

タップリ大容量の45粒入り

中に入っているチョコレートは、全部で3種類。

優しい甘さのミルクチョコレートと、香ばしいヘーゼルナッツクリームが特徴の「ミルクチョコレート プラリネ」。ホタテのような形をしていますが、実は箱の裏面に「オイスター(カキ)をモチーフとしたデザイン」と記載されます。

続いて、ビター感が漂うハート形の「ダークチョコレート ガナッシュ」。
外面のチョコレートは、ほろ苦いダークチョコレートで包み、中には舌触りが滑らかで、甘さに深みのあるダークチョコレート・ガナッシュが入っています。2重のダークチョコレートの奥に秘められている、ほんのりとした甘さを口の中で探すのが楽しいです。

最後は、とろけるキャラメルソースをミルクチョコでコーティングした「ミルクチョコレート キャラメル」。
すごい甘そうに思えますが風味は意外に控えめ。粘り気が強く、とろけて舌に絡みつく食感と、いつまでも続く甘さが夢中になります。

『 ゴディバ マスターピース 45粒入 2048円(税込)』

原産国:トルコ共和国
販売者:ゴディバ ジャパン株式会社(東京都港区六本木)

『ゴディバ』の原産国はトルコと表記されていますが、設立は1926年ベルギーのブリュッセルで企業は誕生しました。その後、1972年アメリカの『キャンベル・スープ・カンパニー』に買収され、さらに2007年にトルコの『ユルドゥス・ホールディングス』に売却されたことで、今に至ります。さまざまな右翼曲折を経ていますが、世界中に名を知らしめる大メーカーへと成長しています。

Lindt Lindor Cornet Assorted

 続いて、対極の存在となる、こちらも手堅い人気を誇る『リンツ』からは「Lindt Lindor Cornet Assorted(リンツ リンドール コルネット アソーテッド)」が登場。

この商品、以前はアウトレット店でしか購入が出来ないレア商品でしたが、現在はコストコで購入することが可能で、チョコレートのシーズンになると山のように陳列されている所をお目にかけられます。パッケージは、王者の風格が漂うゴールド一色! ど派手な金色は、遠目からでも存在感が抜群で、思わず手に取ってしまいます。

中に入っているアソートは全部で4種類。
実はこのアソート、海外版とは微妙に種類が変更されているそうで、青色の包装紙「ダーク」の代わりに、黒色の「エキストラ・ダーク」が入っています。

1つ目は、苦みと甘さのバランスが程よい、ビターテイストが味わえる青の“ダーク”
口の中をとろけるように出てくる滑らかなダークチョコは、後を引かないのでお口直しにベスト。

2つ目の茶色の“ヘーゼルナッツ”は、ミルクチョコレートの中に、ぎっしりとクラッシュヘーゼルナッツが詰まっています。口の中に広がる香ばしいナッツの風味とカリカリッとし食感は、夢中になって食べてしまうパンチ力があります。

3つ目、金色の“ホワイト”
シェルの部分のホワイトチョコレートは、上質な乳製品を使用しているのか、柔らかくて優しい味わい。中にもクリーミーでミルキーなホワイトチョコが入っているので、ホワイト感をダブルで味わえます。過去の商品や従来品をリニューアルしたそうで、スイーツ度がワンランクアップしています。

最後の4つ目は、赤色の“ミルク”。
リンドールの看板商品で、味は折り紙付き。カリッとしたミルクのシェルの中に、滑らかなミルクチョコレートが入っていて、口どけは抜群。まさに王道中の王道と言える味は、余韻に浸れます。

『 リンツ リンドール アソート 600g 2098円(税込)』

 リンツの名で知れわたる世界的に有名なプレミアムチョコレートブランド『リンツ・シュプルングリー』社は、スイスのキルヒベルクにあります。創業は1845 年と古く、昔から幅広い層に親しまれてきました。現在は、チョコレートに欠かすことが出来ないコンチング工程を会社を引き継いだショコラティエのルドルフ氏が、甘く滑らかな口どけのチョコレートプレートを世界で最初に完成させ、今のチョコレートの原型が作り出されたそうです。

ここまでご紹介した、商品は『ゴディバ』と『リンツ』の中でも、ゴージャスな仕様になっているアソートタイプです。そんな商品を昔に比べてコストコで気軽に買えるようになったのは、チョコレートファンには嬉しい世の中の発展ですよね。さぁ、もうすぐやってくるクリスマス! あなたは、どのショコラを選びますか?!

輸入菓子・食品ブロガー

輸入菓子・食品ブログ『舶来品セレクション』を運営。1万種類以上!世界のお菓子を食べ尽くした夫婦として読売テレビ「ワケあり!レッドゾーン」初登場。以後TBSラジオ『生活は踊る』バラエティ番組「イキスギさんについてった」「熱狂マニアさん!」等出演、多数メディアで活躍中。児童文学に描写される食べ物に関心を寄せ、元洋食料理長のキャリアと調理師・栄養士のスキルを活かし、カルディコーヒーファームや成城石井、コストコ、業務スーパー、ドン・キホーテ、イオン系カフェランテなど外国製品を取り扱う流通・小売店に出没。輸入菓子をメインに、グルメな情報や話題のスイーツ、セール情報、お取り寄せなどを詳細に紹介しています。

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