カルディマニアが、台湾カルディ探訪!見逃せないオリジナル限定品&お土産持ち帰り法を徹底ガイド
■台湾で発見、カルディの隠れた魅力
日本全国、北は北海道から南は沖縄まで、47都道府県に展開するカルディコーヒーファーム。総店舗数はなんと500を超え、店内を覗けば、試飲のコーヒー片手にじっくり商品を選ぶファンの姿が絶えません。
私たち、輸入菓子と食品を愛してやまない「タマ・アニ」も、28年以上足繁く通う大ファン。何度訪れても飽きないカルディの魅力は、世界各国の食文化を感じられる幅広い商品展開にあります。しかし、その魅力は今や国内だけにとどまりません。実は、カルディは海外にも進出しているのです!
なんと!台湾のカルディのロゴは、日本の英字ではなく「カタカナ表記」なんです。日本ブランドらしいデザインの魅力が、こんな形で活かされているなんて驚きですね!
ちなみに、カルディコーヒーファームは、中国語(繁体字)で「咖樂迪咖啡農場」。
輸入ルートに強い「台湾」と「タイ王国」。現在、両国を合わせた海外店舗数は15店舗に上り、特に台湾ではカルディならではの選りすぐりの商品が、現地の人々や旅行者にも愛されていました。
2024年10月1日、試行開店した台湾南部初、高雄「カルディ漢神巨蛋店」。
大型で猛烈な台風18号が、台湾南部に接近する中でも初日は大混雑!
■台湾カルディ限定アイテムに注目!
さて、今回のテーマの一つは「台湾オリジナル商品」。私たちカルディマニアが現地を訪れ、目を輝かせたのが、日本の店舗では入手不可能な台湾限定品の数々。
たとえば、屋台グルメをイメージしたB級グルメ、中華スパイス香るオリジナルスナック。さらに、台湾産の茶葉を贅沢に使った特製ブレンドティーなど、日本の店舗ではまず見かけないアイテムが目白押しです。これらの商品は、現地の文化や素材を活かして製造され、まさに「メイド・イン・タイワン」の魅力が詰まったラインアップなのです。
■買った後の心配も解決!帰国時のポイント
そして、海外で食品や雑貨を購入する際に気になるのが、帰国時の通関手続き。
台湾カルディで購入したお土産をスムーズに持ち帰るためのポイントも、この記事の最後で解説しています。これを読めば、次回の台湾旅行での買い物も安心ですよ!
■カルディコーヒーを使ったワッフル
クリスプ エッグワッフル コーヒー 260g NT$155 約736円
夜市の定番スイーツ「エッグワッフル(雞蛋糕/ジータンガオ)」を、カルディならではの工夫を凝らした一品。元々は、香港発祥のストリートスイーツですが、そのふんわりした甘さと香ばしい風味が今では台湾でも大人気。
・試飲できるおなじみのコーヒーがここでも活躍!
生地には、カルディの代名詞ともいえるマイルドカルディコーヒーを使用し、ほのかなフレグランスが、甘い生地と絶妙にマッチ。コーヒー好きにはたまらないカルディのアレンジなのです。
さらに、贅沢にも材料の約40%に卵を使用。コーヒーの深いコクと卵の濃厚な風味が、しっかり感じられ、外はカリッと香ばしく焼成されながらも、中はふんわりとした食感が楽しめます。一口サイズなので、軽いおやつとして手軽に楽しめるのもポイント。260gの大容量ボトルは、友達や家族とシェアするのにもぴったりです!
また、ハチミツの甘さが加わったバージョンも展開中。
ほのかな苦みと深いコクが絶妙に絡み合い、コーヒーとの相性はまさに完璧!
■スパイスの香り広がる、台湾ならではの大人ナッツ!
ターメリック カシューナッツ缶 80g NT$135 約641円
台湾料理は、香辛料を巧みに使う独特の風味が特徴。これは、低温焙煎されたカシューナッツに「秋ウコン(秋鬱金)」と呼ばれるターメリックのスパイシーさをプラス。
カリッと香ばしく甘いコクが広がる瞬間、スパイスが激しくアクセントとなって、大地を思わせる深い風味に圧倒されます。他では味わえない遠い異国の魅力を感じる一品。
この絶妙な風味は、まさに大人を魅了するスナックです!
鮮やかな黄色が目を引き、保存性も抜群の缶は安心して持ち帰れます。
・ガーリック好きにはこちらも!
ナッツ好きな方にはもう一つ、ニンニクの風味が押し寄せる「ガーリック ミックスナッツ缶」もおすすめ。ぜひ台湾でチェックしていただきたい逸品です。
■ピリ辛好き必見!台湾屋台の味を再現
マーラー ルーローハン 110g NT$79 約375円
台湾のソウルフード「ルーローハン(滷肉飯)」は、外せません!
こちらは、さらにピリ辛で無限のスパイシーさをもたらすレトルト食品です。
ホールでまるごと入った赤唐辛子は、インパクト絶大!
台湾産豚ひき肉の旨みが染み込んだ濃厚なタレに、四川山椒の独特なしびれる辛さが口の中に広がり、さらに唐辛子のピリッとした熱さが加わる三重奏、まるで味覚が踊るような感覚に!
辛いもの好きにはたまらない、ビリビリッとした後味がクセになる一品です。
ご飯にタップリ乗せれば、浮かび上がる夜市屋台の思い出。帰国後も台湾に思いを馳せて、次回の旅行が楽しみです!
辛いのが苦手な方には、スタンダードな「滷肉飯」や鶏肉を使った「雞肉飯」も。レトルトなので調理は簡単。バリエーションも豊富で手軽に本場の味を楽しめますよ。
■珍しいフルーツから採れた蜂蜜
ロンガンはちみつ 375g NT$229 約1,087円
日本ではまず見かけない果物『ロンガン(龍眼)』の花から採取した純正はちみつです。
ロンガン(龍眼)は、その名“龍の目”のように神秘的な形を持つ東南アジアの貴重な果物。この花から採れる龍眼蜂蜜は、まさに自然の奇跡!
キャラメルのような甘い深み、アールグレイ紅茶を思わせる柑橘系の華やかな香りが絡み合い、その一滴一滴には、どこまでも豊かな味わいが宿っています。一口食べれば、まるで南国台湾の風景が目の前に広がる贅沢な味わい。
台湾産の100%ピュアな蜂蜜は、国内ではめったに手に入らない希少な逸品で、まさに自然が育んだ黄金の一滴。こんな特別な蜂蜜、ちょっと味わってみたくなりませんか?
■台湾産プレミアムフルーツ
厳選ドライフルーツ レッドハート ドライグアバ 90g NT$139 約660円
一年中、色々なフルーツが楽しめる台湾!
特に注目したいのが「レッドダイヤモンド」として知られる台湾産のレッドグアバ。鮮やかな赤い果肉とトロピカルな芳香を強く放つ姿が特徴的。
果肉のとろりとした食感。ほのかな酸味が甘さを引き立て、穏やかな苦みが絶妙なアクセントとなり、奥行きのある上品な味わいが楽しめます。
そのまま手軽にオヤツとして、焼き菓子やパン。そしてヨーグルトに一晩漬けてプルプルに戻して楽しむのもおすすめ!
生の果物は日本への持ち込みが制限されますが、ドライフルーツならば安心。
台湾のドライグアバで、自然な甘みと爽やかな香りを楽しんでみませんか?
■高級茶もカルディで!
ティーファンタジー ジャスミン茶・ウーロン茶 50P NT$175 約831円
品質の高さで世界中に知られた台湾茶。
台湾カルディでは、そんな高級茶を手軽に楽しめるのも魅力の一つ!
中でも、台湾を代表する高級茶『凍頂烏龍茶』と、ジャスミンと融合した珍しい『ジャスミンウーロン茶』を同時に味わえる贅沢なティーバッグセットです。
『凍頂烏龍茶』は、南投県鹿谷郷凍頂山産の半発酵茶を使用した、繊細で美しい褐色のお茶。発酵度が20%前後と低く、他の烏龍茶よりも飲みやすいのが特徴。フローラルな香りと、上品で甘みのある味わいが口の中に広がり、台湾の大自然が育んだ素晴らしさを感じられます。
『ジャスミンウーロン茶(茉莉烏龍茶)』は、彰化県花壇郷で摘んだジャスミンの花で24時間かけてゆっくりと香り付けした烏龍茶で、そのフレッシュで華やかな香りが心を引きつけ、抜ける清々しい香りと心地よい余韻に、思わずうっとりしてしまいます。
帰国後も、旅の余韻に浸りながら、上質な台湾茶で心と体をリフレッシュする至福のひとときを過ごしてみませんか?
■帰国時
楽しかった海外旅行。せっかく苦労して選んだお土産が、空港で罰金や没収になってしまったら悲しいですよね。そこで、今回は旅行のお土産をスムーズに持ち帰るポイントをいくつかお伝えします。
1.液体は、預け手荷物で
トランクに、お土産どっさり! 搭乗する航空会社の重量制限にはご注意を!!
航空保安上により、国際線の場合100ml(g)を超える容器に入ったあらゆる液体物は、機内持ち込みが禁止されています。(※保安検査後の出発地空港の免税店等で購入した液体類を除く)
液体系が含まれる手荷物は、機内持ち込みではなく【預け手荷物】としてチェックインカウンターなどに預けましょう。
2. 日本に持ち込みが可能な食べ物
日本に持ち込める食品についても再確認。基本的に、生の果物・野菜は原則持ち込み禁止ですが、以下のものは問題なく持ち込めます。
・製茶(乾燥した茶葉)
・焙煎済みコーヒー
・ローストナッツ
・ドライフルーツ
・乾燥した香辛料
農林水産省によると、これらは検疫カウンターでチェックを受けることなくスムーズに持ち込み可能です。
特集「旅先のお土産も注意!肉や果物などの持ち込み 空港の手順」
3. 肉製品に関する注意
肉製品は厳しい規制があり、生肉はもちろん、真空パックの肉製品も日本への肉類の持ち込みは原則として禁止されています。ただし『缶詰』や『レトルトパウチ食品』については、以下の条件を満たし検疫で許可が下りれば持ち込めます。
・未開封
・加熱加圧殺菌済み
・常温保存可能
・賞味期限が長い
・缶詰、またはレトルト加工食品
2024年2月2日、羽田空港の動物検疫所で検査を受け許可を得た台湾産カルディ 4種のレトルト肉製品。検査済印が目印!
もし不正に持ち込んだ場合、罰則を受ける可能性がありますので十分注意しましょう。農林水産省「輸入動物検疫に係るよくあるお問合せ(FAQ)」
2024年10月3日、成田空港の動物検疫所で検査を受け許可を得た別の台湾産カルディ レトルト肉製品 4種。こちらは検査印なしでした。
肉類のレトルト食品は、到着した空港や港の税関検査場内に設置されている動物検疫カウンターで、必ず検査を受けてくださいね!!
4. 最新情報の確認
楽しい帰国を迎えるためにも、最新情報は「農林水産省 動物検疫所のホームページ」で確認しておきましょう!
■まとめ
台湾カルディの店内は、時間を忘れて長く滞在しても飽きることのない楽しさ満載です!
カルディの海外展開は、まさに旅行好きにとっても素晴らしい発見ではないでしょうか。ぜひ、次回の旅行では台湾へ、そしてカルディの店舗にも立ち寄ってみると、素敵な発見があるかもしれませんよ!
※ 今回紹介した商品は、季節や店舗によって取り扱いがない場合がありますのでご了承ください。台湾カルディでも新たな新商品が次々と登場していますので、ぜひご自身で楽しんでくださいね。