【後悔しない】共通テスト当日の過ごし方&注意点まとめ
まもなく大学入学共通テスト本番です。今回は、共通テストを初めて受験する方向けに、元高校教師の私が「共通テスト当日の過ごし方や注意点」について解説していきます。
朝起きてから試験会場に着くまでの過ごし方
起床後、まずは朝食を取ったり歯を磨いたりいつもと同じように家を出る準備をします。
注意点:
朝食は特別なものを食べずに、普段と同じ食べ慣れたものを取るようにしましょう(食べ慣れないものは腹痛など体調不良の原因になる可能性あり)。
家を出る前にもう一度忘れ物がないかを確認し、試験会場へのアクセス方法を再確認してから出発します。
注意点:
試験会場へは早めに着くように時間設定をしておきます。公共交通機関を利用する場合は遅延する可能性を考慮すること、自家用車で送迎してもらう場合は試験会場周辺が送迎の車で渋滞する可能性があることを考慮して出発時間を考えます。
大学入学共通テストに持っていくものリストについては、以下の記事にまとめてありますのでこちらも後ほど一読してください。
試験会場に着いてから試験開始までの過ごし方
試験会場に到着したら、すぐに自分の席を確認してまずは着席しましょう。受験票や筆記具など必要なものを机の上に一度出し、忘れ物がないかを確認します。次に、トイレの場所を確認し、試験開始前に必ず一度行っておきます。
注意点:
女子トイレは男子トイレよりも混雑する可能性が高いため、一番近くのトイレ以外にも数カ所場所を確認しておくと安心です。
試験会場が寒い場合には、使い捨てカイロを貼ったり上着を着たり体温調節をおこないます。試験時間中にひざ掛けや座布団を使用する場合は監督者の許可が必要となるため、早めに申告をしておきましょう。
その後、試験監督から指示が出るまでは自由に過ごせるため、勉強をしたりイヤホンをつけて音楽を聞いたり自分がリラックスできる環境で過ごしてください。
注意点:
いつもと違う環境で緊張する人が多いため、好きな音楽を聴くなどリラックスできるような対策を事前に考えておきましょう。
共通テストの休憩中や昼食時間の過ごし方
次に、共通テストの休憩中や昼食時間の過ごし方について解説します。
休憩時間でやるべきこと
共通テストの休憩時間に入ったら、
- トイレに行く
- 水分補給をする
- お菓子で糖分補給をする
- 昼食を取る
- 鉛筆を削る(ストックが無い場合)
- スマホで音楽を聴く
- 次の試験の勉強をする
といったことをしておきます。
ずっと座っていることでカラダが固くなってしまうため、「トイレは行かなくても大丈夫」と思っても、ストレッチも兼ねて基本的に毎回行くようするのがおすすめです。
また、試験会場は暖房がきいていて乾燥している可能性が高いため、喉が渇いていない場合でも、少しは水分補給をして喉を潤わせておきましょう。
休憩時間にやらない方が良いこと
逆に休憩時間でやらない方が良いことは、
- 終わった試験の答え合わせを友だちとする
- XなどのSNSを見る
- LINEなどで友だちと連絡を取る
といったことです。
終わった試験のことを考えてしまうと
「あの問題は自信があったのに実は間違っていたらしい」
「次の試験で挽回しないとヤバイ!」
「試験自体が難しいと思っていたけどできなかったのは自分だけかも・・・」
と必要以上に落ち込んだり焦ったりしてしまいます。
終わった試験については考えたところで何も解決しないため、休憩時間は友だちと話したりSNSで試験のことを検索したりすることは控えましょう。
注意点:
試験終了後に友だちと答え合わせをする人が一定数おり、余計な情報が耳に入ってきてしまうため、できるだけ休憩時間は耳栓やイヤホンをして外部の会話を聞かないようにすることをおすすめします。
共通テスト1日目終了後から寝るまでの過ごし方
共通テスト終了後は忘れ物がないかを確認し、すみやかに帰宅します。
帰宅後は鉛筆を削るなど、まずは2日目の準備を済ませましょう。
1日目の夜に答え合わせをしたくなる人も多いと思いますが、2日目が終了するまでは我慢をしましょう。
答え合わせをした結果、思ったよりも点数が取れていないと夜眠れなくなったり2日目にモチベーションが下がったりしてしまいます。
基本的には2日目の勉強をするなど、終わった試験については考えないように過ごすことが大切です。
しっかりと睡眠を取って次の日に備えることだけを考えましょう。
注意点:
徹夜で勉強するといったことは絶対にNGです。寝不足による体調不良は試験に大きく影響するため、とにかくしっかり睡眠をとりましょう。
今回は、共通テスト当日の過ごし方や注意点について解説してきましたが、とにかく大事なことは、
- 試験時間に遅れないこと
- 体調を整えること
- 実力が発揮できるような環境を作ること
の3点です。
後悔の無い2日間になるよう、ベストを尽くしてきてくださいね。