99勝のチームが真っ先にポストシーズンから姿を消す。前年と同じく2試合で計1得点
10月4日、ワイルドカード・シリーズの第2戦が行われ、タンパベイ・レイズは、前日に続いてテキサス・レンジャーズに敗れた。
今シーズン、レイズは、ア・リーグで2番目に多い99勝を挙げた。だが、最多の101勝は、同じ東地区のボルティモア・オリオールズだ。レイズはワイルドカードの1番手として、2番手のレンジャーズと対戦した。
レンジャーズの90勝は、ヒューストン・アストロズと並び、西地区の最多――ア・リーグでは3番目――ながら、アストロズに4勝9敗と負け越したため、地区優勝を逃した。
レイズとレンジャーズが顔を合わせた、ワイルドカード・シリーズのスコアは、レイズから見て、0対4と1対7だ。昨年も、レイズは、1対2と0対1でクリーブランド・ガーディアンズに敗れ、ディビジョン・シリーズには進めなかった。
最初のステージで敗退は、一昨年から3年連続だ。2021年は、ディビジョン・シリーズからスタートし、ボストン・レッドソックスに1勝3敗。スコアは、5対0、6対14、4対6、5対6だった。ここ2年と違い、どの試合も4点以上を挙げた。その前の2020年は、3ステージを勝ち抜け、ワールドシリーズまで進んだ。
なお、ESPNスタッツ&インフォによると、最初のステージで敗退のストリークは、シカゴ・カブス(1910~98年)とアトランタ・ブレーブス(2001~19年)の10ステージ連続が最長。ミネソタ・ツインズは、2002年から、9ステージ連続の敗退を継続している。
今年のワイルドカード・シリーズで、ツインズは第1戦に勝利を収めた。これを書いている時点では、第2戦も2対0とリードし、6イニングを終えている。このまま勝てば、ストリークに終止符を打つことになる。
レンジャーズは、ディビジョン・シリーズでオリオールズと当たる。