次は10年後! 21日部分日食 スマホ撮影はできるの?
日食と聞いてザワザワする人は、日食病にかかっているそうです。森田正光さんの記事→https://news.yahoo.co.jp/byline/moritamasamitsu/20200618-00183937/
私もザワザワ、ワクワクしてしまいますが、今回は絶対見たい!と思っています。なぜなら、次に全国で見られるのが十年後、2030年6月1日だからなんです。
6月21日(夏至)、全国で部分日食
21日(日曜日)の午後4時頃から午後6時頃にかけて、全国で部分日食がおきます。日食とは、月によって太陽の一部(全部)が隠される現象。部分日食、金環日食、皆既日食があり、今回、日本は部分日食です。部分日食は珍しいことではありませんが、次に日本全国で見られるのがたまたま十年後ということで観測の期待が高まります。
東京での見え方
東京では午後4時11分13秒に欠け始め、最大に欠ける時間は午後5時10分12秒、元に戻るのは午後6時3分43秒です。
各地の食の始め→最大→終わり
西ほど大きく欠ける予想で那覇では最大で約80%、東京は最大で約36%欠ける予報です。
観測の注意点
◆肉眼で直接みる◆望遠鏡で見る◆サングラスで見る→太陽の光は満月の50万倍強いので危険です。専用の日食グラスで観測するようにしましょう。
スマホでの撮影はできるの?
皆さん、ツイッターやインスタグラムで撮影した画像をアップしたい!というかたが多いかもしれませんが…
スマホで撮影するとどうなるか?→国立天文台によると、雲がかかっていない状態で、東京など欠ける面積が小さい所では、ハレーションを起こして真白く明るくうつるだけで、もし、撮影するなら専用のカメラが必要になるということです。
今回の日食の特徴は夕方なので太陽高度が低い
このため、日食専用のグラスで観測した時、太陽が暗く見えづらいかもしれないそうです。また、よく日食観測で利用するピンホールを使った方法では低い位置からさす光なので、形がはっきり見えない場合もありますが、それでも、太陽は直接見ないようにしましょう。
また、太陽の位置が低いということは、建物などで見えにくい事もあるので、西に開けた場所で、ソーシャルディスタンスをとりつつ、日食グラスで観測するのが良さそうです。父の日なのでお父さんと一緒に見るのもいいかもしれませんね。
気になる21日の天気は
全国で見られる所が多そうですが、東京は曇り空の予報。ただ、この時期は一年で一番予報が難しいので、今回ばかりはこの予報が変わることを祈ります!!!
※最新の予報を更新します。→21日最新の予報に更新しました。
取材・参考 国立天文台