昨年ホークスコーチの山内孝徳氏が社会人野球のコーチに就任
「若鷹の父」が社会人野球コーチへ
昨季、福岡ソフトバンクホークスでコーチを務めた山内孝徳氏が、社会人野球の「九州三菱自動車」のコーチに就任したことが分かった。今月から指導を開始している。
山内氏は熊本県出身の現在58歳。1979年ドラフト3位で南海ホークスに入団。現役時代はホークス一筋でプレーし、5度の開幕投手を務めるなど通算100勝を挙げた。引退後は長らく野球解説者を務めてきたが、昨シーズンはソフトバンクのファーム投手チーフコーチに就任し「若鷹の父」として投手陣の指導に尽力した。
148キロ右腕成長で、都市対抗のてっぺんを
九州三菱自動車野球部は都市対抗出場2回の実績があり、プロ野球現役では帆足和幸(ソフトバンク)がOBだ。だが、過去2年は出場を逃している。山内コーチは「都市対抗出場が目標じゃない。てっぺんをとろう。都市対抗優勝を目標にしようという話をしました」と意気込む。九州三菱自動車には今オフのドラフト候補、148キロ右腕の有吉優樹投手(東金高→東京情報大)がおり、その才能をさらに伸ばせるか、期待がかかるところだ。