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お湯はNG!意外と知らない!ブラジャーの正しいお手入れ方法と寿命を洗濯研究家が解説

平島利恵洗濯研究家
ブラジャーを長持ちさせる正しいお手入れ方法

洗濯研究家の平島利恵です。夏場、ブラジャーの臭いが気になることはありませんか?ブラジャーは直接肌に触れるため、汗や皮脂・角質などの汚れが蓄積します。今回は、型崩れを防ぎ、清潔に保つ正しいお手入れ方法を解説します。

ブラジャーは手洗いが基本

ワイヤーの歪みや型崩れ、繊細な生地を傷めないため、基本的には手洗いしましょう。

洗濯機では洗えない?

ワイヤー入りの専用ネットに入れて洗いましょう
ワイヤー入りの専用ネットに入れて洗いましょう

洗濯表示を確認し、洗濯機洗いができるものは洗えます。
洗濯機洗いする際は、ホックを留め、パッドを外してから専用ネットに入れ、デリケートコースで洗いましょう。
手洗いが面倒な方は、洗濯機洗いができるものを選んで購入するとよいでしょう。

毎回洗うと傷むのが心配

ブラジャーは、汚れが蓄積しやすいため、着用後は毎回洗います。汚れが蓄積すると、ニオイや黄ばみの原因になります。

正しいブラジャーの洗い方

洗濯表示をチェック

入浴時に手洗いする方もいらっしゃるかもしれませんが、「手洗いマーク」「30」と書いてあるものはお湯で洗うと傷む恐れがあるので、控えましょう。

用意するもの

  • ランジェリー用洗剤(おしゃれ着用洗剤・中性洗剤)
  • ゴム手袋
  • タオル

手順

  1. ホックを留め、カップ内側のパッドを取り外す
  2. 30度ほどのぬるま湯に、中性洗剤をよく溶かし、洗浄液を作る
  3. ブラジャーを洗浄液に入れ、やさしくふり洗い
  4. 取り外したパッドを指で優しく押し洗い
  5. 泡が出なくなるまでよくすすぐ
  6. ブラジャーをタオルで優しく包み、水分を移しとる
  7. 逆さにし、脇をピンチで挟んで、風通しの良い日陰で干す

型崩れを防ぐ3つの注意点

1.もみ洗い・押し洗いNG!脇の部分を持ち、優しく振り洗いしましょう

2.洗濯機での脱水はNG!カップを潰さないようタオルで優しく水分を移しとります

3.肩ひもをピンチに留めるのはNG!肩ひものゴムが伸びてしまいます

臭いを予防するためのコツ

  • 着用後、なるべく早く洗いましょう
  • 早く乾く、風通しの良い場所に干しましょう

ブラジャーの寿命は洗濯100回ほど

着用・洗濯頻度により、寿命は変わります。劣化するとバストの補正力が弱まり、綺麗なバストラインを保ちにくくなってしまいます。
サイドのメッシュ・ゴムが伸びたり、調整してもストラップがずれるものは、買い替えも検討しましょう。

3ステップで清潔【吸水ショーツ】の正しい洗い方」も併せてご覧ください。

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洗濯研究家

2004年武庫川女子大学を卒業。株式会社リクルートに入社し、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC事業を展開。2013~2015年NY在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国し、洗濯洗剤と布ナプキンプランド"Rinenna"を展開。現在、洗濯研究家として「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。クリーニング師。

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