女性初「新人王」を獲得した上野愛咲美女流二冠。歴史に残る偉業なのに、業界の反応が冷静なのはなぜか
「新人王」優勝決定3番勝負で姚智騰六段を2勝0敗のストレートで破り、上野愛咲美女流二冠が新人王を奪取しました。新人王戦で女性棋士が優勝したのは初めてのことで、当日は、在京テレビ各局をはじめ、多くの報道陣が集まりました。
女性で初めて「新人王」を勝ち取った上野愛咲美女流立葵杯・女流名人。快挙と騒ぐマスコミに反し、棋士の間ではあまり盛り上がっていません。
これまで上野新人王は、若手棋戦の広島アルミ杯・若鯉戦でも2連覇中していて実績はあったのですが、持ち時間3時間で番勝負の新人王でも結果を出したということです。
記者会見では、「女性」をキーワードとした質問がいくつかありました。
――女性初の新人王の感想を。
この記事は有料です。
内藤由起子の「花見コウ」〜囲碁観戦記者 ここだけの話〜のバックナンバーをお申し込みください。
内藤由起子の「花見コウ」〜囲碁観戦記者 ここだけの話〜のバックナンバー 2023年9月
税込330円(記事3本)
2023年9月号の有料記事一覧
※すでに購入済みの方はログインしてください。