ブロッコリーは茹でた後に「水に浸ける」のはNG!食感が悪くなる意外とやりがちな茹で方「3選」
ブロッコリーの美味しい季節が到来しました。特にこの時期のブロッコリーは、甘みが増し、味わい深くなります。手軽に茹でて食べられ、保存も簡単なブロッコリーは、常備野菜としても優秀です。
さらに、その鮮やかな緑色は料理に華やかさを加えてくれます。しかし、ブロッコリーを美味しく茹でるには、少しの注意が必要です。
ここでは、元スーパー青果担当者である私が、ブロッコリーの茹で方に関するよくある間違いと、それを避けるためのおすすめの方法をご紹介します。
間違いやすい茹で方1:水から茹でる
ジャガイモやニンジンと同じように水から茹でてしまうことがありますが、これはブロッコリーにとっては適切な方法ではありません。
水から茹でると、ブロッコリーが過度に柔らかくなり、理想的な「茹でブロッコリー」の食感を損なってしまいます。
正しい方法は、沸騰したお湯に小房に分けたブロッコリーを入れ、2分30秒ほど茹でることです。
ブロッコリーの大きさや量に応じて、加熱時間を少し調整するのがポイントです。
間違いやすい茹で方2:茹でた後、水に浸ける
茹で上がったブロッコリーを水にさらすのは、良さそうに思えますが、実際にはブロッコリーの食感を損ねる原因になります。水にさらすと、花蕾の部分に水分が入り込み、べちゃっとした仕上がりになりがちです。
そのため、茹でたブロッコリーは水にさらさずに、おかあげして下さいね。
間違いやすい茹で方3:花蕾に溜まった水分を切らない
ブロッコリーを茹でた際、特に花蕾の部分には水が溜まりやすいのですが、これをそのままにしておくと、食感が悪くなる原因となります。
茹で上げた後、ブロッコリーの軸を持って軽く振ることで、余分な水分を切り落とすことができます。
この一手間を加えることで、水っぽくならない、シャキッとした食感のブロッコリーを楽しむことができます。
まとめ
- ブロッコリーは沸騰したお湯から茹でる。水から始めると過度に柔らかくなる。茹で時間は大きさや量に応じて調整。
- 茹でたブロッコリーは水にさらさず、ざるでお湯を切る。水にさらすと花蕾がべちゃっとする。
- 茹でた後のブロッコリーは軸を持って振り、花蕾に溜まった水分を切る。これでシャキッとした食感が保てる。
これらの簡単なコツに注意することで、ブロッコリーの美味しさを最大限に引き出してくれます。おすすめの茹で方で、ブロッコリーの鮮やかな色と食感を楽しんでくださいね。
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