【神戸市北区】紅葉が今見頃!有馬「瑞宝寺公園」秀吉ゆかりの石の碁盤も見てみよう
豊臣秀吉ゆかりの神戸市北区の瑞宝寺公園では、2023年11月30日頃から紅葉が見頃を迎えています。夏の暑さの影響で例年より10日ほど遅れての見頃になっていて、月曜あたりまで楽しめそう。
「瑞宝寺公園」までは神戸電鉄有馬温泉駅から徒歩で20分ほど。ルートは、温泉街の湯本坂を上っていくルート(約1.1km)と有馬川沿いの有馬街道を進むルート(約1.2km)の2通り。お店に立ち寄りながらぶらぶら行く場合は湯本坂ルートで。どこにも寄らず真っ先に「瑞宝寺公園」を目指す方は有馬川沿いのルートがおすすめです。
伏見桃山城より移築された旧瑞宝寺山門をくぐると、真っ赤なモミジやカエデに迎えられ、一面真っ赤な紅葉の世界が広がります。
公園の中はぐるっと一周できますが、すぐ下には川があり、滝も見られます。水に浮かぶ真っ赤な葉っぱと紅葉の映り込み、地面を染める落ち葉も美しい!川を赤く彩るのはこのシーズンだけ。
これが落差10mの太鼓滝。有馬というと鼓ケ滝が有名ですが、瑞宝寺公園にもこんな滝があるのをご存知ない方も多いのでは。滝周辺は石が多く転びやすいところなので、足腰が弱い方や高齢者は無理なさらずに。
下の道、石の碁盤へ向かうあたりの紅葉も真っ赤に色づいています。
瑞宝寺公園は、豊臣秀吉が何度も訪れ、「いくら見ていても飽きない」と思わず日が暮れる時間まで過ごしてしまったという逸話があり「日暮らしの庭」とも呼ばれています。
秀吉は紅葉の下で囲碁を打っていたそう。石の碁盤は、秀吉が囲碁を指す時に愛用していたといわれるもので、園内に今も残っています。ぜひこちらも見ていきましょう。
幾重にも重なる赤と黄のグラデーションに青い空。そのコントラストも美しく写真映えしますね。
有馬「瑞宝寺公園」の紅葉、是非実際に訪れて今しか楽しめない絶景を目に焼き付けてきてはいかがでしょう。
基本情報
名称:瑞宝寺公園
住所:兵庫県神戸市北区有馬町
アクセス:電車・神戸電鉄有馬線有馬温泉駅から徒歩約20分。車・中国自動車道西宮北ICから約15分、西宮山口南ICから約5分。
入場料:入場無料(24時間入れます)
駐車場:なし(有馬温泉内には駐車場もありますが、シーズン中は混むので公共交通機関でのアクセスをおすすめします。車通行止め区間もあります。)
有馬温泉 公式サイト