保育園に年賀状を出すべき?2025年度、先生たちも同じこと考えてる
共働きの現役保育士です。
SNSなども浸透している昨今、年賀状を出す・出さないと家庭により判断は様々ですね。
保育園の先生たちも同じ気持ちです。
今回は、2025年新春に向け保育園内で今まさに議論されていることを紹介しましょう。
12月になると年賀状の準備
12月に入ると保育園でも年賀状の準備が始まります。
はがきの絵柄を検討。年賀はがきを全園児分購入したら印刷します。
絵柄の下はコメントが書けるように少しあけていますよ。
宛名は全園児分をフリーの先生たちが記入し、各クラスに配布。
クラス担任が一人一人にコメントを付けます。
全員分の年賀状を郵便局へ。
1月1日には無事に子供たちのお家に届くことを祈ります。
郵便料金値上がりで切手が買えない保育園
こんな12月の年賀状準備風景が、2025年はちょっと変わりそうです。
2014年には52円だったはがきが、今や85円に。
10年ほどで1.6倍の値上がりです。
園児数が80名なら6,800円、100名なら8,500円。
「年賀状出すならクリスマスプレゼントを1人30円分ずつ良い物にした方が良くない?」
「8,000円あれば発表会のくまさんの衣装、新調できるよねえ」
などと、実に現実的な議論がはじまっています。
年賀状を作ったり出すのが面倒なのではないのです。
日ごろから予算がカツカツという保育園、相当数ありますよ。
園児からいただく年賀状はとっても楽しみ
園児や保護者の方から保育園あてに年賀状をいただくことがあります。
保育園から年賀状を出さない(出せない)ことに決定している場合は、「2025年度は保育園からの年始のご挨拶は失礼させていただきます」といった内容がお便りなどで通知される保育園もあるでしょう。
「保育園からは毎年年賀状もらうから、こちらも出さなきゃ」という理由で年賀状を下さっている場合、一方的にいただくのは申し訳ないですからね。
保育園から年賀状が出せないと言っているのにおこがましいですが、子どもたちからいただく年賀状、保育士たちはとっても楽しみに読んでいるのは間違いありません。
いただいた年賀状は事務室などで職員全員が見られるように共有して、回し読みしていますよ。
まとめ
2025年の年賀状どうするか問題に保育士たちも悩んでいます。
2024年新春は、保育園からは園児全員に年賀状を出し、3割ほどの家庭から年賀状をいただいていたでしょうか。
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はがき代が予算オーバーという理由で年賀状を控えさせていただく場合は、代わりに保育園の玄関に新年のメッセージを寄せたボードを設置しようとか、お花を置いてみようとか、各保育園で検討が進んでいることでしょう。
2025年新春はどう迎えるのか今から楽しみです。