【約3割】保育園の先生に年賀状を出すべき?【◯◯先生宛てより職員一同宛が嬉しい】現役保育士が語る
現役の保育士&資格マニアです。
もうすぐ2023年も終わり。そろそろ年賀状の準備をはじめる方も多いのではないでしょうか。
年賀状を準備する場合、迷ってしまうのが保育園の先生にも年賀状を出すかどうかです。
今回は、現役の保育士として毎年、園に到着する年賀状を読んでいる立場から、どのくらいの人が年賀状を出しているのか、どんな年賀状だと先生が嬉しいのかを紹介します。
約3割 保育園への年賀状は出しても出さなくても
毎年クラスの3割くらいのお家から年賀状を頂戴します。年長クラスの場合は、子どもにハガキを書かせる練習にもなるからか、4割くらいのお家から年賀状を頂きます。
昨今では年賀状自体どこにも出さないというお家も増えていますので、年賀状を出しても出さなくても、先生たちは何も思いません。
保育園からは元旦に年賀状が届く
保育園からは喪中等でない限り園児全員に年賀状を出します。
よって、12月に入ると喪中のお家の確認や宛名書き、コメント書きなどを急ピッチでしていますよ。
中でも一番混乱するのが、喪中のお家の確認です。このため、先生から「喪中の場合はお知らせください」などと確認が入ることも多いと思います。
「そこまでして年賀状もらわなくても良いのだが・・」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、どうぞ面倒がらず答えていただけるとありがたいです。
保育園側から年賀状を出している理由は、単に毎年出しているからというのが理由のひとつ。他には厚生労働省が定める保育所保育指針において、季節の行事に関心を持つことが指針のひとつとして示されているため、年賀状という習慣を守っているという理由もあります。
宛名は御中?◯◯先生?
保育園に出す年賀状の宛名は概ね次の3パターンになるかと思います。
- 〇〇保育園 御中
- 〇〇保育園 職員ご一同様
- 〇〇保育園 □□先生
普段よく話をするのは各クラスの担任の先生であるため、「〇〇保育園 □□先生」を最初に思いつくかと思います。
実際は、担任の先生だけではなく、園長先生や主任などの管理職、各クラスのヘルプに入るフリーの保育士、栄養士、調理師、看護師など多くの職種の職員が子どもと関わっています。
筆者の勤務園では担任の先生とそれ以外の職員との割合は1対1です。
よって、年賀状の宛名は「〇〇保育園 職員ご一同様」をおすすめしたいです。担任の先生以外、目立たないけど欠かせない仕事をしている先生たちもとても喜んでくれるはずですよ。
メッセージは「ありがとう」が一番喜ばれる
保育園への年賀状では、一言メッセージなどはあってもなくても良いでしょう。ただ、メッセージが書いてあると先生たちはとても喜びます。
一番嬉しいのがやはり「ありがとう」と感謝を伝えてくれるメッセージです。
保育士の仕事はやりがい搾取などと言われることがありますが、実際「ありがとう」の言葉のために仕事を続けているような先生が多く見受けられます。
その他、「新居での生活にもだいぶ慣れました」とか「年始には◯◯に旅行する予定です」とか近況が書いてある年賀状も読んでいて楽しいですね。
まとめ
現役の保育士の立場から、どのくらいの人が年賀状を出しているのか、どんな年賀状だと先生が嬉しいのかを紹介してきました。
保育園への年賀状は出しても出さなくても大丈夫です。
年賀状をいただいた場合は、職員全員に共有されます。職員一同、目を細めて楽しく読ませていただいていますよ。