保育園にクレームする親の特徴3つ「自分の子どもをあだ名呼び」現役保育士が語る
共働きの現役保育士です。
保育園に対し、意見ではなく明らかにクレームや理不尽な要求をする方、一定数いらっしゃいます。
先日、職員の間で「クレーマー気質な保護者の特徴」という話題になったのですが、的を得ているので紹介したいと思います。
※名前はすべて仮名
自分の子どもをあだ名で呼ぶ
「お家で夜中に寝ていたときの腹痛は保育園でぶつけたせい」「お友達が咳をしているので一緒に遊ばせないで」と、それは無理があるのではという要求をしてくださるみゆちゃんのママ。
そんなお家の普段の連絡帳は「週末はばあばのお家で、おおはしゃぎしてきたみゆたんです。」といった感じ。
常に自分の子どもをあだ名で呼んでいます。
保育士との会話でも自分の子をあだ名で呼んでしまう保護者の方って、それは違うのではないかという要求をしてくる方が多い気がすると職員間で話をしています。
自分の子どもをちゃん付けで呼ぶ
あだ名と同様、自分の子をちゃん付けで呼ぶ方も困惑する要求が多い気がします。
欠席電話連絡で「ようちゃんなんですがー、微熱のためお休みします」といった具合です。
役所や小学校受験の面接などでも自分の子の名前を呼ぶ場面があるでしょう。
そのような場ではちゃん付けしないはず。
家庭での呼び名を保育園に持ち込んで来るかたは、保育士という職業の人には上から目線で要求をしても良いという意識を持たれているように思えてしまいます。
お休みや在宅勤務の日に限りやたらフレンドリー
午前中に発熱があったためお迎え要請の連絡をしたら、6時間後のいつものお迎えの時間に来たじゅん君パパ。
「お迎えのお電話があったら速やかに来園していただかないと」とお願いをしたら「無理だね」との名言を残しました。
そんなじゅん君のパパとママ。
お休みや在宅勤務の日はすぐ分かります。
子どもが体調不良でもお迎えに来ない一方、そんな日の朝だけやたら長々と保育士に話しかけてくるという。
「無理だね」が怖すぎるので愛想笑いを浮かべるしかない保育士たちでした。
まとめ
クレーマー気質な保護者の特徴を紹介してきました。
いずれもすべてのクレーマー気質な方に当てはまるわけではありません。
クレームに対応しているうちに体感で感じ取った特徴です。
保護者の方と保育士とは上下関係ではなく、共に子どもの成長を喜び合うパートナーです。
すべての保護者と素敵な信頼関係が構築できることを願っています。
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