【レモン不使用】アボカドの新しい保存方法|2日目も変色しない!料理人の「裏ワザ」とは?
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「アボカド」は好きですか?
アボカドはその栄養価の高さから、「森のバター」とも呼ばれており、絶大な人気を誇っています。でも、一度切ってしまうとすぐに変色してしまうのが悩みの種…。「今日半分だけ食べて、明日また半分食べる」このようなシチュエーションはよくありますが、残った半分が明日には黒く変色してしまうこと、ありますよね。特に、アボカドを保存する際にレモンを使う方法が広く知られていますが、酸味が気になってしまうことも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、そんなレモン不使用で、アボカドが2日目も変色しない新しい保存方法をお教えします!しかも、簡単にできる裏ワザなので、アボカド好きの方は、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- アボカドが変色する原因
- アボカドは変色しても食べられる
- 新しい保存方法
- まとめ
アボカドが変色する原因
そもそも、なぜアボカドは黒く変色してしまうのでしょうか?
実は、アボカドが変色してしまうのは「ポリフェノールオキシダーゼ」という酵素によるものです。
この酵素が空気に触れると、酸素と結びついて酸化し、メラニン色素が生成されることで、茶色や黒に変色するのです。
アボカドは変色しても食べられる?
よくある質問に「アボカドは変色しても食べられる?」というものがあります。
これの回答は…「食べてもOK!」
実際、変色してしまったアボカドでも、味や栄養価にはそれほど大きな影響はありません。しかし、見た目が悪くなり、食欲がそそられなくなるのは事実ですよね?
新しい保存方法
それでは、本題に入りましょう!
今回使うのは…「電子レンジ」です
アボカド好きの方だと、もしかすると知っているかもしれません。なぜ、電子レンジで加熱をすると…黒く変色しなくなるのでしょうか?
それは…原因である「酵素」を破壊するからです。
電子レンジで短時間加熱することで、アボカド内にある「ポリフェノールオキシダーゼ」という酵素が失活し、酸化反応が進まなくなります。これによって、カットしたアボカドが黒く変色するのを防ぐことができるのです。
ただし、加熱のしすぎには注意が必要です。
では、「具体的な手順」と「加熱の目安時間」を見ていきましょう
①残った半分のアボカドを耐熱皿にのせる。
②ラップをかけずに電子レンジで10秒加熱する(500~600W)
こちらの方法で、2日目も美しい緑色を保ったままのアボカドを楽しむことができます。ぜひ、お試しください!
まとめ
- アボカドの変色は「ポリフェノールオキシダーゼ」という酵素が原因
- アボカドは変色しても食べられる
- 電子レンジで加熱すると、「酵素」が破壊され、変色を防げられる
- 加熱のしすぎには注意!