【劣化も個性】#33 フィアット パンダ セレクタ (初代) 初めての愛車に選んだわけ 現状維持の美
近所で見かけて一目惚れ 同じ仕様を探し出す
1996年式フィアット・パンダのオーナーで、東京都内でアート関係の仕事に就いているまおさん。
彼女が昨年末に購入したというこのパンダ、なんと初めての愛車なのだとか。
かっこよすぎない見た目と、クルマから頑張っている感が伝わってくる素直な乗り味がお気に入り。
近所の駐車場に止まっていたパンダに惚れ込み、茨城のパンダ専門店で同じソリッドグリーンかつATという仕様を探してもらったとのこと。
大衆車らしく、都会よりも郊外のコンビニの駐車場が似合うクルマだと語ります。
休日仕様がメイン サビや劣化も愛しい
まおさんはこのクルマを週に1,2回程度、主に休日に使用しており、スーパー銭湯巡りなどを楽しんでいるそう。
運転させていただくと意外なほどにトルク感もあり、コンパクトで見切りも良いことから都市部での取り回しも良さそうです。
古いクルマゆえ信号待ちでエンジンが止まってしまったことなどもあるものの、またご機嫌に走ってくれている以上気にならないと語ります。
ところどころに見られるサビやヤレも無理に直すことなく、使う上で支障ない限りはそのままの状態で使い続けたいのだとか。
非のうちどころがないと語るほど、パンダの全てを受け入れて愛している様子が伺えました。