トラウトが次に塗り替えるのはどの球団記録なのか。ホームランや三振に続いて四球もトップに立ち…
マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)は、すでに、いくつもの球団記録を持っている。376本塁打は、2位のティム・サーモンより77本多い。1120得点、1477三振、120敬遠四球も最多。それぞれの2位は、1024得点のギャレット・アンダーソン、1360三振のサーモン、112敬遠四球のブラディミール・ゲレーロだ。今シーズンは、そこに四球が加わった。4月16日に971四球とし、その2日前に並んだサーモンを上回った。
次にトラウトが塗り替える球団記録は、出塁だろう。これは、安打、四球、死球の合計だ。現時点の出塁は2718。1位は2771出塁のアンダーソンなので、その差は53出塁しかない。今シーズンは、ここまでに31出塁(21安打、9四球、1死球)を記録している。5月か6月には、アンダーソンを追い越すだろう。
順調にいけば、今シーズンは、長打もトップに立つはずだ。また、死球もそうなる可能性がある。昨シーズンは、82試合で7度ぶつけられた。
その他に、トラウトがトップ5にランクインしているスタッツは、以下のとおり。なお、これらのスタッツがすべてではない。細かく挙げていけば、もっと多くなる。
トラウトがエンジェルスと交わしている12年4億2650万ドル(2019~30年)の契約は、今シーズンを含め、あと7シーズンが残っている。契約満了までエンジェルスでプレーし続ければ、ほぼすべての記録を塗り替えてもおかしくない。
ちなみに、昨シーズンまでエンジェルスにいた大谷翔平(現ロサンゼルス・ドジャース)は、これらの記録のうち、ホームラン、三塁打、敬遠四球のトップ10に入っている。171本塁打が8位、29三塁打が10位、58敬遠四球は6位だ。