【ガーデニング】シクラメン、ポインセチアなど鉢花を家に持ち込む前にやっておくべき5分作業とは?
こんにちは、グロ子です。
12月になるとシクラメンやポインセチア、寄せ植えなどが園芸店の店頭に並び始めます。
色鮮やかな鉢花を部屋に飾ると気分が晴れやかになりますね。
鉢花は切花より持ちがよく、コストパフォーマンスに優れているのもうれしいところです。
鉢花を購入したら早速お部屋に飾りたくなりますが、それはちょっとまって!
家に持ち込む前に、ほんのちょっとしたことをやっておくだけでその後の管理が楽になります。
5分で済む作業なので、ぜひ知っておいてください。
表面の土を1mm捨てる
枯葉や黄変した葉を採り除くのは皆さんやっておられると思いますが、それに加えてやってほしいことがあります。
鉢花の表面の土を1mm削って捨ててください。
表面に浮き出た白っぽい土を取り除くことで、細かいゴミ、小さな虫、虫の卵を除去することができます。
この部分の土は膜を張ったように固まっているので、水を弾いてしまいます。
表面を削っておくことで土の吸水率があがり、水やりの水がスッと吸い込まれやすくなります。
水やりで周囲を汚すことがなくなるのです。
これ、底面給水鉢だけど?
そう思う方もいるかもしれません。
底面給水鉢の鉢花あっても、暖かい室内では植物にハダニが繁殖します。
ハダニは次々移動するので、一か所に発生すると一気に他の鉢にも被害が広まります。
葉や葉裏にマメに水を流すと、ハダニを洗い流すことができます。
底面給水鉢であっても、上からの水やりがハダニ防止になるのです。
底面給水鉢の鉢花は、普段上から水やりされていないので土の表面がより一層固くなっています。
必ず家に持ち込むときに土が吸水しやすいようにしておきましょう。
イモムシ、ナメクジをチェック
鉢花と一緒にイモムシやナメクジを室内に入れてしまうことがあります。
一度庭で管理していた鉢花や、園芸店に長く置かれていた鉢花なら注意が必要です。
イモムシやナメクジは意外と行動範囲が広く、その鉢に食害は出さない場合であっても、姿を隠しやすいところに潜んでいます。
「株元、鉢との境目、鉢底」は三大ポイントといっても過言ではありません。
鉢花を家に持ち込む前に、ここを指や割り箸で探っておきましょう。
2mmくらいのナメクジを見逃さないようにしてください。
コバエやカビを防止するために
気密性の高い現在の住宅では、一年中コバエやカビが発生します。
鉢花は必ず風通しの良い場所に置いてください。
鉢皿に常に水が溜まっている状態は厳禁です。
底面給水鉢の取り扱いで、水が少なくなったら足していくように書いてある場合があります。
グロ子はこれに大反対!
底面給水鉢であっても、水を足す場合は一度溜まっていた水を捨て、軽くすすいでから新しい水を入れてください。
常に水をタプタプに入れる必要もありません。
土の近くで溜まった水には必ず雑菌が湧きます。
カビが原因となる加湿器肺炎は、今や珍しい病気ではなくなっています。
かわいいお花が健康被害の元にならないように。
ちょっとしたことで防げるポイントを知っておきましょう。