大谷が35本目、オズーナは34本目のホームランを打つ。20本塁打以上は一気に3人増えて31人に
8月9日、ナ・リーグの本塁打トップ2、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)とマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)は、本数を1本ずつ増やした。それぞれ、シーズン35本目と34本目のホームランを打った。まず、オズーナが大谷に並んだが、その後、大谷がオズーナとの差を再び1本とした。
各リーグでシーズン15本塁打以上の選手は、以下のとおり。
この日は、ジェイク・バーガー(マイアミ・マーリンズ)、アレック・バールソン(セントルイス・カーディナルス)、ブレントン・ドイル(コロラド・ロッキーズ)の3人が、シーズン20本目のホームランを打った。
それにより、20本塁打以上の選手は、31人となった。ア・リーグの16人とナ・リーグの14人を足すと30人だが、その他に1人、ナ・リーグのシカゴ・カブスで18本塁打とア・リーグのタンパベイ・レイズで2本塁打のクリストファー・モレルがいる。
また、ジャクソン・メリル(サンディエゴ・パドレス)は、8月9日の試合で、1点ビハインドの9回表に、イニングの先頭打者として打席に入り、シーズン16本目のホームランを打った。
メリルは、7月30日の9回裏と8月7日の9回表にも、1点差から同点に追いつくホームランを打っている。オプタ・スタッツによると、9回以降の同点ホームランが11日間に3本は、メジャーリーグ史上初。1966年の夏にブーグ・パウエルが記録した、12日間に3本を更新したという。
この他に、メリルは、6月12日の9回裏に、サヨナラ本塁打も打っている。イニング別のホームランは、1回が1本、2回が3本、3回が1本、4回が2本、5回が4本、7回が1本、8回が0本、9回が4本となっている。
今シーズンは、メジャーリーグ1年目なので、通算16本塁打の4分の1が、9回以降の同点ホームランか逆転ホームラン、ということになる。年齢は21歳だ。2021年のドラフトで全体27位指名を受け、今年3月に韓国で行われた開幕戦で「9番・センター」としてメジャーデビューした。以降、センターのレギュラーとしてプレーしているが、マイナーリーグでは、センターを守ったことがなく、遊撃を定位置としていた。