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【川越市】米飴で作る「ひやしあめ」ってどんな味? 箸でからめる楽しい「からみ飴」も!

川越散策地域情報発信ライター(川越市)

皆さんは「ひやしあめ」という飲み物を飲んだことはありますか?関西では、夏の定番のドリンクなんだとか。
関東ではあまり馴染みのない「ひやしあめ」を川越の飴屋「宇田川や」で見つけ、どんな味なのか試しに飲んでみました!

歴史ある「宇田川や」

川越養寿院の門前通りにある『宇田川や』は、米で作った水飴のからみ飴をはじめ、「おこし」や「いなり寿司」、「かき氷」や「ドリンク」などを販売しています。

この『宇田川や』を経営しているのは、江戸時代末期に川越で水飴の製造・販売を始めた、歴史ある問屋。

「ひやしあめ」とは?

麦芽もち米飴(もち米から作った水飴)から作った飲み物で、昔の人は暑気払いの滋養飲料として飲んでいたそうです。

名前は聞いたことがありますが、どんな味なのか試しに飲んでみることに。「宇田川や」では、生姜とレモンの2種類の味が楽しめます。

一般的に「ひやしあめ」は生姜味がメジャーのようですが、今回はオリジナルのレモン味を注文。

初めて飲んだわりには、どこか懐かしい味米飴の香ばしく甘い味わいに爽やかなレモン風味が感じられます。
素朴な味わいで、甘くヒンヤリして美味しい!

1杯:380円(税込み)
1杯:380円(税込み)

からみ飴

「ひやしあめ」を注文する時に見えた、箸でからめて食べる水飴も気になります。せっかくだから「からみ飴」を食べてみることに。

からみ飴は、「水飴・米飴・もち米飴」の3種類あります。
米飴ともち米飴は、原料は米から作られており、色は琥珀色。「ひやしあめ」は、この米飴を溶かして生姜やレモンをブレンドして、作っています。
透明な水飴は、穀物のでんぷんでつくられているそう。

それぞれ食べ比べてみるのも面白そうですね。今回は、1本160円の「米飴」を注文。スタッフが、手際よく米飴を箸にからめ取ってくれます。

昔の人々が楽しみに食べたであろう、飴をからめる光景にワクワクしてきました。褐色でキラキラと光っています。水飴としては、かなりの量でボリュームあり!

米飴1本:160円(税込み)
米飴1本:160円(税込み)

「からみ飴」を食べる時には、専用のベンチに座っていただきます。

米飴を箸でネリネリすると、何だか楽しいです。しかし、暑い日には飴がすぐ柔らかくなり、とろけてくるので練りすぎにはご注意下さい。

味は、べっこう飴のような味わい。
砂糖は一切使っておらず、うるち米のでんぷんが、大麦の酵素により分解され、甘い糖分を作り出す伝統的な製法

甘いですが、驚くことに砂糖よりカロリーが低いんだとか。料理の調味料としても使えるそうですよ。

そういえば子供の頃、喉が痛い時に水飴に大根を入れて飲んだ「水飴大根」を思い出しました。今度、喉が痛い時に、久しぶりこの水飴で、試してみようかと思います。

まとめ

『宇田川や』では、伝統的な製法にこだわった米飴で作る「ひやしあめ」や「からみ飴」が、楽しめます。

「ひやしあめ」はどこか懐かしくホットする味わい。「からみ飴」は、箸でネリネリしながら味わうのが、とても楽しい昔ながらのスイーツ!

箸が2本ついているので2人で分けたり、違う味を1本ずつ交換したりして食べ比べてみるのも、おすすめです。

川越菓子屋横丁の近くを訪れた際にはぜひ、「ひやしあめ」やノスタルジックな「からみ飴」を試してみては、いかがでしょうか?

◆店舗情報◆
宇田川や
住所:埼玉県川越市元町2-10-39
電話:049-298-7460
営業時間:10:30~17:00
定休日:月曜日
アクセス:西武新宿線「本川越駅」より徒歩15分ほど
菓子屋横丁近く、養寿院の門前通りにお店があり。

地域情報発信ライター(川越市)

食べ歩きが趣味の、川越在住のフリーライターです。川越市内の気になるお店、グルメ、イベント、季節の情報など、川越の楽しい情報を発信していきます。今日もどこかで探索中!

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