夜泣き改善するなら長期休みがチャンス!専門家が効率よくスタートできる方法を伝授
子育てで最初にあたる壁の1つ、睡眠の問題。
赤ちゃんが寝てくれないから親も寝られない!夜中に何度も起こされて寝た気がしない!というしんどい日々を送られる方も少なくありません。
なぜ長期休みが夜泣き改善のチャンスかというと、パパとママが休みで時間があるタイミングで取り組む方が力をかけやすいからです。
ただ長期休みを待たずとも日常生活の中で改善できることもあり、せっかく長期休みになってからやるぞと始めてもメインアプローチの手前で長期休みが終わってしまうということもあります。
この記事では乳幼児睡眠コンサルタントねんねママが、日常生活の中で夜泣き改善のためにできることと、長期休みにするとおすすめなことをお伝えします。
この記事を読んで準備しておいていただければ、いざ休みが始まったときに効率よくスタートできるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください!
夜泣きの原因と対策におすすめのタイミング
そもそも夜泣きは、
①スケジュール(生活リズム、昼寝の長さなど)
②環境(光、温度湿度、服装など)
③ねんねの癖(添い乳、抱っこなど)
が三大要因です。
長期休みは③ねんねの癖の改善に最適なタイミングですが、①スケジュールと②環境は長期休みの前に取り組めるものです。
日常生活でできる夜泣き改善対策
①スケジュール
スケジュール=生活リズムです。
なぜスケジュールが夜泣きの原因になるかというと、
- 疲れすぎ
- 昼寝が足りない
- 昼寝が多い
など、ねんねのコンディションが整っていない状態が挙げられます。ですからまずはスケジュールを整えてあげましょう。
ただこれは泣かせてトレーニングするものではありません。親が意識的に管理して解決できるものであって泣き声を懸念する必要はありませんので、長期休みでなくとも日常生活の中でスケジュールを意識し、昼寝の長さを調整するなどして改善することができます。
睡眠時間やタイミングは下の表を参考にしてくださいね。
②環境
環境=睡眠の環境です。
- 暑すぎる
- まぶしい
- 寒すぎる
- 布団がちくちくする
- 空気が乾燥しやすい
- うるさい
というのも環境要因のひとつです。
寝やすいように環境を整え、赤ちゃんが1人でも安全な状態を作ってあげましょう。
YouTube動画でも解説していますので参考にしてください。
以上の2つを長期休みに入るまでに整えておくことが大切です。赤ちゃんによってはスケジュールと環境を整えるだけで夜泣きが改善することもあります!
長期休みにおすすめの夜泣き改善対策
スケジュールと環境を改善しても夜泣きに変化がないという方は、ねんねの癖取り対策が必要です。
ねんねの癖というのは、
- 添い乳でしか寝ない
- 抱っこじゃないと寝ない
- トントンしていないと寝ない
- 横にぴったりくっついていないと寝ない
など、「〇〇していないと寝ない」という状態を指します。
〇〇しないと寝ないという癖があることによって、夜中にふと目が覚めたときに「抱っこして」など泣いて助けを呼ぶのが夜泣きです。
癖をなくすために、その癖を止める練習をしていきます。
抱っこして寝かせていたのなら、段階的なやり方がありますが最終的に抱っこせず布団に降りて自分の力で眠れるようにします。それができることで夜中に起きたとき、誰の助けも呼ばずに自力で眠れるようになります。
ですがそれは一朝一夕では力がつきません。抱っこや添い乳など介入度が高い方法で寝かしつけをしていた場合、急に止めて今晩から一人で寝れました!とはならないのです。激しく泣いたりいつものサポートを求めてきますので、それを乗り越えるとなると親は寝不足になります。
それが長期休みでパパもママもいると、ママは夜に赤ちゃんの対応をして、代わりにパパが日中はママの睡眠時間確保のために動くことができるから負担が軽減できますよね。
だから癖取りをするなら長期休みがおすすめのタイミングなんです。
ただ長期休みじゃないとできないかというとそんなことはありません、日常でもできます。
日常生活で始める工夫としては、パパが土日休みなら金曜の夜から始め最初の3日大変なところはサポートしてもらい、4日目からママがメインになって頑張るなど配分するのがおすすめですので試してみてくださいね。
おわりに
長期休み前はネントレや癖取りを始める絶好のタイミングです。ぜひ準備を整えて、家族で協力して乗り越えてくださいね!
ちなみにネントレや癖取りは泣かせるばかりがやり方ではありません。いろんなやり方を知りたい方は、ぜひ寝かしつけ強化クラスに聞きに来てくださいね。
▼YouTube動画でも詳しくお話しています。