ソフトバンク、熊本藤崎台で今季一、二軍4試合開催「野球で、元気に」
ソフトバンクとして初の施策
22日、今季ウエスタン・リーグの日程がNPBより発表された。3月16日に開幕し、各球団131~136試合が組まれている。しかし、中止による再試合は行わず、消化試合数の勝率で順位を決定する。
ソフトバンクは3月16日に本拠地タマホームスタジアム筑後に阪神を迎えて開幕戦(13:30開始)を行う。ソフトバンクは8月に日本ハムとファーム交流戦を2試合戦い、全133試合が予定されている。ここ数年組まれていた巨人とのファーム交流戦は発表されていない。
また、例年と違った動きとしては、熊本・藤崎台球場で主催試合を3試合行う点だ。
ソフトバンクでは1軍公式戦を08年以来、毎年1試合を同球場で主催している。しかし、2軍公式戦については八代市の八代球場で行うことが多かった。
2018年シーズンでは、まず1軍公式戦の千葉ロッテ戦を4月14日に開催。
そして2軍公式戦を5月6日の広島戦、8月14日の阪神戦、9月2日の中日戦(いずれも13:00開始)の3試合を予定している。
「熊本を元気に!」ほぼ月一でプロ野球がやってくる
ソフトバンク球団関係者は取材に対し、次のようにコメントした。
「ホークスでは一昨年の熊本地震発生直後から、『熊本・大分 地震災害復興支援プロジェクト ファイト!九州』を立ち上げています。積極的な支援活動はもちろん、将来にわたって復興・再生のお手伝いを継続的に実施し支援と復興の力になりたいという強い思いを持っていました。今年、熊本で一、二軍を合わせて4試合と大幅に主催試合を増やしたのも、『野球で、熊本を元気に』との思いが込められています」
一軍、二軍合わせてとはいえ、シーズン4試合を福岡以外で主催公式戦として開催するのは、ソフトバンク球団として初の施策となる。
また、7月14日には熊本で史上初めてプロ野球オールスターゲームも開催される。
今年は6月を除き、毎月1度、プロ野球が熊本にやってくる。熱いエールと、ともに。