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【河内長野市】花が咲くことが珍事と紹介した清見台のリュウゼツラン。その後どうなったの?

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

ちょうど1ヶ月前に河内長野の住宅地、清見台でリュウゼツランが花を咲かせようとしているという珍しい現象をご紹介しました。その時はまだツボミの状態で、あの後、うわさを知った多くの人が現場に見に行っていたというのを、SNSで確認していました。

さらに広報かわちながの9月号でも28ページで「幻の花が」と言うタイトルで紹介されています。

ツボミから花を咲かせるまでの期間が長く、下のほうから黄色い花を少しずつ咲かせていたようですが、最近その話題も聞かなくなりました。あのように、スローペースで花を咲かせていたのならまだ咲いているのではと、先日清見台の近くに立ち寄る機会があったので行ってみました。

東中学校側からは谷になっているところを陸橋で渡り、登ったところにリュウゼツランが咲いているはずです。

途中で緑の森の少し上側に、微かに黄色いものが見えます。やはりまだリュウゼツランが咲いているようです。

階段を登っていくと、前回の時同様に、非常に背の高いリュウゼツランが姿を現しました。

ということで花の前に来ましたが、既に下のほうは枯れていて上のほうだけ黄色い花を咲かせているようです。

上のほうを拡大しました。先端には花が咲いていますが、その下のほうはもう花は終わりのようです。

それ以上に気になったことは、茎が斜めになっていることです。

前回見たつぼみの時の様子
前回見たつぼみの時の様子

前回はツボミの段階での撮影です。この時は垂直に伸びているのがわかります。斜めになっているという事は最終的に倒れて終わるということを意味していそうです。

下のほうを見ます。もう枯れかけていてこの植物の生涯が閉じていきそうな雰囲気です。

ところが、すぐ近くに小さな仲間がいました。SNSでは子供ができたような情報があったのですが、どうやらこれが次世代のリュウゼツランですね。

奥に最期の時を迎えようとしている親リュウゼツランと手前にこれから成長するであろう子リュウゼツランを並べてみました。こうして世代交代が進んでいくんだろうと思いました。果たして子のほうはいつ花を咲かせるのでしょう。

清見台のリュウゼツラン
住所:大阪府河内長野市清見台1丁目
アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 東中学校前バス停から徒歩10分 南海三日市町駅からバス 近隣センター前バス停から徒歩7分 三日市町駅から徒歩15分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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