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首位SK、終盤の一発攻勢で大逆転 ハ・ジェフン20Sでリーグトップタイ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
8回に逆転3ランを放ったハン・ドンミン(写真:SKワイバーンズ)

4日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

首位のSKワイバーンズと最下位ロッテジャイアンツの対戦は、7-2でロッテが5点リードの7回裏、SKは4番ジェイミー・ロマック、7番イ・ジェウォンの両選手に2ランホームランが飛び出し、4点を挙げて1点差に迫りました。

さらにSKは8回裏に2番ハン・ドンミン選手が右中間スタンドに飛び込む9号3ランを放ち、9-7と逆転に成功しました。

昨年までを思わせる一発攻勢で7、8回に7点を挙げて試合をひっくり返したSKは、9回裏を抑えのハ・ジェフン投手が締めてゲームセット。SKは4連勝でハ・ジェフン投手はリーグトップに並ぶ20セーブ目を挙げました。敗れたロッテは3連敗です。

◆「相性は無関係の一撃」

ロッテの4番手、左のコ・ヒョジュン投手から逆転弾を放ったハン・ドンミン選手。昨年、一昨年の対戦では4打数ノーヒット2三振でしたが、この日は初球を完璧にとらえて、豪快な一発を放ちました。

以下が全5試合の結果です。

◇7月4日(木)の結果

・LG 4- 3 ハンファ(チャムシル)

 勝:イ ウチャン

 敗:パク サンウォン

・キウム 1- 4 トゥサン(コチョク)

 勝:ユ ヒグァン

 敗:チェ ウォンテ

・SK 9- 7 ロッテ(インチョン)

 勝:キム ジュハン

 敗:コ ヒョジュン

・KT 5- 3 サムスン(スウォン)

 勝:クエバス

 敗:ユン ソンファン

・KIA 3- 9 NC(クァンジュ)

 勝:チャ ミョンジン

 敗:ク チャンモ

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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