【富士宮市】数多い桜の中で唯一黄色い花が咲く鬱金桜が見頃『富士山さくらの園』
登山道(富士山スカイライン)篠坂交差点を北へ350mほど進んだ道路沿いの東側にある『富士山さくらの園』では、開花時期の異なる全国各地の桜、40種類約200本が園内各所に植えられていて、長い期間、桜が楽しめます。
園内はさまざまな桜の優しい色で染まっています。
複合遊具横には希少な黄緑色の桜(御衣黄桜)の木が3本植樹されています。
開花したばかりの御衣黄桜は淡い緑色、徐々に黄色く変化していき、終盤になると中心部が赤く染まります。
御衣黄桜はそろそろ見納めです。
富士山スカイライン沿いには唯一黄色い花を咲かす鬱金桜があります。
黄色い花は、開花後徐々に白く変化していき、終盤にはピンク色を帯びます。
鬱金桜は現在見頃。
一枝に黄色、白、ピンクの桜を見ることができ、美しいグラデーションはまるで花束のようです。
他にも大輪の八重咲きで、めでたい字を3つ並べた福禄寿(ふくろくじゅ)、
開花期間が長く美しい紅華などが、園内を彩っていました。
日本では古くから8という数字は“たくさん”という意味を持ち、さらに漢字の“八”は末広がりの数字として縁起の良い数と言われています。
そんな縁起が良く華やかな八重桜と一緒に、希少な『御衣黄桜』や、満開の『鬱金桜』で春爛漫を満喫してみてはいかがでしょうか?
富士山さくらの園:富士宮市山宮266