「枝豆は室温で保存しないで」元スーパーの店員からのお願い「そのワケとは?」
夏になると食卓に登場することが多い枝豆。手に入れたとき、どのように保存していますか?そのまま保存する方もいるかもしれませんが、枝豆の鮮度を保つにはちょっとしたコツが必要です。
枝豆はとうもろこしと同様に、鮮度が落ちやすい野菜です。ここでは、スーパーの青果担当者だった私が、枝豆のおすすめの保存方法を紹介します。
枝豆を室温で保存しないで!そのワケとは?
枝豆は非常に鮮度が落ちやすい野菜です。スーパーや八百屋では室温で販売されていることが多いです。そのため、冷蔵庫に入れずに室温で保存しても大丈夫と思っている方もいるのではないでしょうか?
実は、室温保存が鮮度を落とす原因になります。
枝豆はとうもろこしと同じで収穫してから鮮度が落ちるのが早い野菜です。特に高温になるとそのスピードも早まります。その結果、味が落ちてしまいます。
例えば、新鮮な枝豆はさやがピンと張り、鮮やかな緑色をしています。
しかし、室温で時間が経つと色が黄色く変わり、風味も落ちてしまいます。
鮮度を維持するにはどうするの?茹でて保存する!
そのため、枝豆を購入したらすぐに茹でるのがおすすめです。
茹でて保存することの利点は、美味しさを保てることです。茹でた後は、容器に入れて冷蔵庫で保存します。
私は2日以内に食べ切ることをおすすめします。枝豆は安価だからといって大量に買うより、食べきれる量を購入する方が良いですよ。
食べきれない枝豆は冷凍保存が便利
すぐに食べきれない場合は、冷凍保存が便利です。茹でた枝豆の粗熱を取ってから食品保存袋に入れ、冷凍庫で保存します。少し硬めに茹でると、解凍したときに食感を損なわずに美味しく食べられます。
時間がない!忙しい!そんな時は冷蔵庫で保存!
しかし、どうしても調理ができない場合は、冷蔵庫で保存してくださいね。ただし、そのときは枝豆の袋をチェックしてくださいね。
枝豆は鮮度劣化が早い野菜は前述した通りです。そのため生産地では、その鮮度を出来るだけ維持するために、特殊な袋に入れて販売しているところがあります。
袋にPープラスや鮮度保持フィルムなどの表示があります。すぐに茹でられない場合は、この表示がある枝豆を購入して、冷蔵庫で保存しています。ただし、1-2日中には食べていますよ。
まとめ
- 枝豆は鮮度が落ちやすい野菜なので、購入後はすぐに茹でるのがおすすめ。
- 茹でて保存することで、美味しさを維持できます。保存は冷蔵庫で行い、2日以内に食べ切る。
- 食べきれない場合は、冷凍保存が便利。冷凍する際は、少し硬めに茹でる。
- すぐに茹でられない場合は、冷蔵庫で保存!枝豆の袋が鮮度保持フィルムであればなお良し。
気になる方は、ぜひ試してくださいね。
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