【キャンプ】テントのサイズってどう選ぶ? 快適にキャンプするために必要なサイズとは
皆さんこんにちは!
C.C STYLEチャンネルのちからです。
これからキャンプを始めようとしたとき、とても沢山のキャンプ道具を揃える必要がありますが、その中でも一番重要なのがキャンプでは家となるテントです。
そんなテントを購入するときに考えないといけないのは、デザインもそうですが、耐水圧、生地、そして今回のテーマであるサイズです。
これら3つはそれぞれ重要な意味がありますが、キャンプでの居住空間となるテントのサイズは快適性に繋がるので、サイズ選びに失敗すると後々に後悔します。
しかし、そのサイズを選ぶときに悩むことがあります。
どのくらいのサイズのテントが必要なのか?
初めてテントを買うときはよくわからずとても悩みますよね。
テントには「◯人〜◯人用」と使用人数の目安が記載してありますが、本当にその通りに購入すれば快適にキャンプをすることができるのでしょうか?
実は私。
キャンプを始めると決めた時にサイズの決め方がわからず、目安を元に購入し失敗したと言う経験があります。
なので、この記事を読んでいただいた皆さんには失敗して欲しくないので、私の経験を交えながら今回の記事では、
”快適にキャンプをするために必要なテントのサイズ”
について取り上げます。
それでは本題に入っていきます!
+1人以上のサイズ
テントのサイズを決めるときに私がおすすめする考え方があります。
その考え方と言うのはこちら。
使用人数+1人以上のサイズを検討する
例えば我が家の場合。
5人家族でファミリーキャンプを行なっているため、
5人+1人=6人
我が家がテントを購入する時は6人以上用のサイズのテントを購入する。
と言ったことになります。
ソロキャンプであれば1人+1人=2人以上
デュオキャンプであれば2人+1人=3人以上
このようなサイズのテントを選ぶと良いです。
なぜ”+1人”をする必要があるのか?
テントに記載している目安の人数を買うのはよくないの?
そのような疑問を持ったと思いますので、それらについて解説して行きます。
荷物の置き場
初心者の場合、見落としがちなことがあります。
テント内の荷物を置くスペースを考慮する
このことを私は完全に見落として失敗しました…
例えば、着替えが入っているカバンとか、お風呂セットとか。テント内にインテリアなどを置いて飾りたいと考えている方もいると思います。
そうした時に、使用人数と同じサイズのテント(5人家族で5人用のテント)を使用していると、就寝時に荷物を置く場所がなくなってしまい、窮屈な思いをします。
なので、テントを購入するときは、
”使用人数+1人以上”のサイズを選ぶと言う考え方をおすすめしています。
雨でも快適なサイズ
キャンプでは常に晴れるとは限らず、雨の中でキャンプをすることがあるかもしれません。
そんなとき、”使用人数+1人以上”と言うサイズのテントであれば
雨キャンプでの快適性が上がる
雨キャンプでは道具が濡れてしまったり、泥はねなどで汚れると撤収がとても大変になります。
そのため、タープ(*1)の下にキャンプ道具を置いたり、テントの中に入れたりして、なるべく道具が濡れたり汚れたりするのを防ぐことがあります。
また、テントの中に篭ってのんびりしたり、雨音を聞いてリラックスしたりするお篭りキャンプなども楽しみの一つです。
そのようなときに、テントのサイズに余裕が無いと、荷物を置いて、テーブルを置いたらくつろげるスペースが無くなってしまったり、就寝時に寝るスペースが無くなってしまったりなんてこともあります。
テントのサイズを決めるときは、テント内だけでキャンプを楽しむと言ったことも想定しておかないと後悔することがありますので、注意が必要です。
*1タープとは
日陰を作ったり、雨除けになったりする防水性の布。物によってはUVカット、シルバーコーティングなどの処理が施されている。テント(寝室)の前にタープを設営することで、タープ下の空間はリビングスペースとして活用できる、キャンプでは重要な道具の一つ。
大きければいい?
使用人数+1人以上のサイズを選ぶ方法をおすすめしていますが、
大きすぎるサイズは要注意
テント内に荷物を沢山置けたり、テント内の空間も広いから大きい方がいいんじゃないの?
と思いますよね。
確かにそのようなメリットもありますが、デメリットを考えると、大きすぎるサイズはおすすめできません。
その理由は
①区画サイトでギリギリになってしまう
②設営、撤収が大変になる
③重量が重くなり収納スペースも必要になる
それぞれ解説します。
①区画サイトでギリギリになってしまう
キャンプ場では区画サイト、フリーサイトと言い、決められた区画内のみ使用できる区画サイトと、基本的には制限無く、どこにどの広さで使用しても問題のない(*2)フリーサイトがあります。
大きなテントを使用する場合、区画サイト内に設営することがギリギリになってしまったり、区画をはみ出してしまうと言ったことがキャンプ場によってあります。
そのため、6人以上用などの大型テントを購入しキャンプへ行くときは、サイトの広さに対してテントが設営できるかをよく確認する必要がありますのでご注意ください。
*2フリーサイトのマナー
フリーサイトは基本的にどこに、どの広さでサイトを設営しても問題ありませんが、特に混雑時は他のキャンパーさんへの配慮を心掛けた方が、お互いに気持ち良くキャンプをすることができます。
②設営、撤収が大変になる
分かりやすく大袈裟に説明しますが、ソロキャンプなのに6人用のテントを購入した場合、もちろん設営、撤収は一人で実施する必要があるため、作業がとても大変になります。
大型テントは基本的に2人以上での設営、撤収を推奨していることが多いので、あまりにも大きすぎるテントを使用していると、設営や撤収に時間が掛かり、体力も消耗するので大きいテントを選ぶときは注意が必要です。
③重量が重くなり収納スペースも必要になる
当然ですが、テントの大きさと共に重量は重くなり、収納スペースも必要になります。
車でキャンプへ行くから多少重くても大丈夫だよ!
と思うかもしれませんが、やっぱり重いのは大変です。
また、テントが大きいと収納スペースもそれなりに必要になるため、自宅に保管するときも収納場所に余裕が無いと悩むかもしれません。
以上の3つの理由から、大きすぎるサイズのテントの購入は注意が必要です。
最後に
今回の記事では、
”快適にキャンプをするために必要なテントのサイズ”
について解説をしてきました。
”使用人数+1人以上”と言うテントのサイズ選びの方法について、参考になりましたでしょうか?
私も最初は何もわからず購入し、ちょっと後悔したと言った経験があるので、この記事を読んで頂いた皆さんが、テントを購入後に後悔することが無いよう、役に立てれば私はとても嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
私はYouTubeで
「キャンプ初心者のわからないを解決!」
をテーマに、キャンプのマナーやキャンプ道具の選び方を配信しています。
テントのサイズ以外のことでわからないことがあると言った方は、YouTubeの方も参考にしてみてください。