富士川町は、富士川右岸より西に殆どのエリアがありますが、ごく一部左岸にも富士川町エリアが在ります。気になっていた食事処がまさにその地域にあったので今回お邪魔してきました。また、富士川舟運の三河津跡（河岸）が近くにあったので、そちらにも立ち寄ってきました。

国道140号三郡橋の東詰より県道4号笛吹ラインを南下します。

JR身延線を左に見て長閑な風景の道を進むと、県道9号との分岐の交差点が見えてきます。その手前右側に【食彩 しん坊】さんは在ります。地図で住所を確認する以前から気にはなっていたのですが、富士川町とは思っていませんでした（富士川町は富士川右岸という思い込み）

結構目立つ看板に多数の幟。気になりますよね。ちなみに住所は富士川町駅前通となっていますが、最寄りのJR身延線鰍沢口駅は市川三郷町になります。

11時の開店前から待っている人達もいて（筆者もその一人）開店後はあっという間に席待ちができていました。早めに行って正解でした。

テーブル席や個室も在ります。

注文はタブレットで。人気店では効果的な方法ですが、操作方法が分かりづらい人もいるでしょうね。なので、従来のメニューもちゃんとあります。筆者的にはこちらの方が気が楽ですね（笑）

とにかくメニューが豊富（刺身、寿司、麺類、揚げ物、定食、丼物etc）で目移りしてなかなか注文が決まりませんでした。

迷った挙句、今回はかつ丼（¥1,408税込）ととりもつ（¥594税込）を注文しました。ちなみに、メニューには税別の価格が表示されていますのでご注意を。

かつ丼は、豚肉の厚みがあってジューシー。甘辛のつゆは濃すぎず薄すぎずのちょうど良い塩梅でした。とりもつと一緒に頼んで濃すぎるかと心配しましたが、とりもつもちょうど良い塩梅で、サラッと食べることができました。人気があるのも頷ける味付け。

食後は、お店から県道4号を少し南下し、新しい富士橋の手前を左に進んで【黒沢河津（河岸）の碑】に立ち寄ります。

新しい富士橋と旧い富士橋のツーショット。かつての富士川舟運の要所。流れを眺めながら往時の様子を想像してました。

旧い富士橋は現在解体中です。

土手には、富士川舟運の三河津（鰍沢、青柳、黒沢）の一つ、黒沢河津（河岸）の碑があります。

隣には旧い富士橋の功績を讃える記念碑。単なる橋ではありますが、何となく人の情が感じられますね。長きに渡りよく頑張った。

今回は、何となく気になっていた富士川左岸の富士川町エリアで、食事と歴史を楽しんできました。今ではネットで地図を見て、詳細な情報を得ることが容易になったので、興味のあるエリアを地図で確認しながら休日の予定を立てるのも面白いのではないでしょうか？