【幼稚園児】冬休みの預かり保育、職員配置や活動はどうなってる?うちの子預けてもいい?
”大人が変われば子どもも変わる”を信念に発信しています現役保育士です。
あと一カ月もしないうちに冬休みに突入するかと思います。
子どもたちは冬休みを楽しみにしていますが、お仕事やご用事がある保護者の方にとっては少し困るかもしれません。そんな保護者の方のために冬休み中でも利用できるのが各園で行っている「預かり保育」です。
今回は預かり保育を利用する保護者の方からよく聞かれる冬休み中の預かりの条件、活動内容、職員やクラス編成、注意点などをお伝えしたいと思います。地域や園によって異なるとは思いますが参考になれば嬉しいです。
預かれる子どもの条件
園によって異なりますが
仕事をしていて家庭での保育が不可能
冠婚葬祭や通院、家族の介護
などの理由で預けることができます。なので、長期休み中の預かり希望を提出する際に就労時間などを確認することもあります。
また、長期休みの預かり保育は普段の幼稚園の開園時間より短かったり、時間によって料金が異なったりすることもあるので要注意です。
冬休み中のクラス編成と活動内容
幼稚園だと冬休みの預かりを利用する子は通常登園している子の人数と比べ減少します。ですから全学年合同だったり各学年合同で過ごすことも。その中での活動なので、通常のカリキュラムとは異なりどの年齢でもできる集団遊びや季節の制作、自由遊びをしてゆっくり過ごします。
お子さんによって違いますが、普段関わらない他クラスや他学年の友達とも関わることができる良い機会になるかもしれません。
ただ、普段一緒にいるお友達がいなかったり場所が違うことで不安になってしまう子もいます。初めての状況が苦手な子には、利用する前に状況を伝えておくことがよいかもしれません。
預かり保育の職員配置
登園するお子さんの人数も減るということで、職員も順番に冬休みを取ったり、普段できない書類作業や新学期の準備などを行うため、普段とは違った職員体制で預かりの園児を保育します。ですから、お子さんのクラスの担任が必ずいるとは限りません。長期休みの預かり専任の保育士、普段からの預かり専任の保育士、他クラスの保育士が保育することも。
そのような普段とは異なる状況なので、特別な配慮が必要な場合や健康面で気になることがあれば、分かっているだろうと思わず細かいことでも預ける際に伝えておく方が園側にとっても保護者側にとっても安心で安全です。
なお冬休み中は登園する子どもの人数に対しての職員配置を行うので連絡なしに登園されるのはすごく困ります!子どもたちの安全確保ができないためです。ですので、必ず預かり保育が必要な日時を早めに園側に伝え、もしどうしても急に利用が必要になってしまったという場合には必ず園に相談しましょう。
おわりに
冬休みの預かり保育は、忙しい保護者の方にとってメリットのあるサービスですし、お子さんにとっても普段とは異なる先生や友達と過ごすことができる良い機会です。
ただ、なかには保護者の方を恋しがってしまう子もいますので、預かり保育期間以外の年末年始お子さんと一緒にいることができる期間は、親子で十分コミュニケーションを取っていきましょう。