プロゲーミングチーム（eスポーツチーム）に加入した男性コーチが、未成年との性行為を暴露され契約から3日後にクビになる事態が起き、話題となっています。

プロゲーミングチーム加入から2日後にタレ込まれる

　騒動が起きたのはプロゲーミングチーム『FENNEL』のゲーム『VALORANT』の女性部門で、3月17日にコーチとして問題の男性コーチはんぴぺ（@hanpipe_）氏とほか1名の加入が発表されました。

　その2日後、炎上系インフルエンサーの滝沢ガレソ氏がはんぴぺ氏がつい最近、16歳になったばかりの女子高生と実家で性行為をしていること、そのことを女子高生に対して口止めしていることを公式アカウントに対してタレ込みました。

　これを受けて『FENNEL』の公式アカウントは「当該人物に対する疑義につきまして、現在事実関係を確認しております。内容を明らかにした上で、改めてご報告申し上げます。」と3月19日に返信。

　そしてその翌日の3月20日、『FENNEL』は「加入前に未成年の女性と不適切な交際をしていたことを本人が認め、さらにその事実を発覚するまで隠蔽していた」としてはんぴぺ氏との契約を解除すると発表しました。

　今回の事例では、炎上というよりも『FENNEL』側の素早い対応に対して称賛の声が多くあがっています。

eスポーツ選手も不適切な発言や交際でクビになる時代

　今回の事例はコーチですが、いまはeスポーツ選手も不適切な行為が発覚した際に炎上する時代です。

　たとえば不適切な交際では2022年10月にeスポーツ選手のFisker氏が人気女性ゲーム配信者と不倫していたことが発覚し、所属していたプロゲーミングチーム『FAV gaiming』との契約が解除される事態が起きています。

　そして不適切な発言の方では同年2月に「170cmない男は人権ない」発言で炎上し、同じく所属チームやスポンサーとの契約が解除されたたぬかな氏の事例が大きな話題となったのは記憶に新しいのではないでしょうか。

　今回の事例は不適切な交際と言うよりも青少年保護育成条例違反、もしくは児童福祉法違反ですからそれよりも重い話ですが、プロとして活動するからには自分を律しなければなりません。

　欲望の赴くままに、もしくは周りのことを何も考えずに行動したり発言したりすると、その行動が明らかになったときにプロのeスポーツ選手やコーチへの道が絶たれてしまいます。

　eスポーツの世界は若い世代が多いため、そうした教育が間に合っていないこともあるかもしれませんが、プロを目指すのであれば対戦相手だけではなく自らの欲望にも勝って欲しいものです。