【カビ対策】消毒用エタノールと使い捨てクロスで簡単にできる浴室カビ予防方法
こんにちは、掃除研究家のおそうじペコです!
今回は浴室天井のお掃除でカビを予防するカンタンな方法をご紹介します。
◆今から始める浴室のカビ対策!
梅雨入りすると気になるのがカビですが、発生には3つの大きな原因があります。
①温度20~30度 ②湿度70~80% ③カビのエサになる汚れ
この3大原因をやすやすと満たすエリアがあります。そう、家で一番水気の多い浴室です。
カビを発生させないよう浴室掃除をしたり、使用後に水気を拭いたり、さまざまな予防方法がありますが中でも一番効果的なのが「浴室天井のお掃除と除菌」です。
浴室の天井に集まる胞子達
丁寧にお掃除や薬剤で除去しても、何度もカビが発生してしまうのは原因となる胞子が取り切れていないからです。カビ菌は軽いのでふわふわと上に集まり、下に向かって胞子を拡散する性質があると言われています。浴室の天井にはカビが集まり胞子を上から降らせているのです。つまり、カビが大量発生してしまう前の今の時期から浴室の天井のお手入れをすることで、原因を元から取り除くことができるのです。
あると便利なお掃除アイテム
狭い浴室内で脚立に上りながら天井のお掃除をするのはとても大変です。そこで、簡単にできる便利なお掃除アイテムをご紹介します。
①ミニサイズのフローリングワイパー
トイレやすき間掃除用のミニサイズのフローリングワイパーです。小さくて軽く高い場所でも取り回しが楽なので天井掃除が簡単にできます。100円ショップなどでも売っています。
②使い捨てクロスなど
拭き取りには洗って使えるペーパークロスや、使い込んだ不織布クロスが便利です。これらは薄くても丈夫なので雑巾より装着しやすく、キッチンペーパーよりもしっかり拭くことができます。
③消毒用エタノール
カビの原因菌の除去に有効です。揮発するため二度拭きする必要がありません。
◆浴室天井のお掃除とコツをご紹介
まずは天井のお掃除をしっかりすること
長期間天井掃除をしていない場合、ホコリや汚れが付着しているのでまずは洗剤で拭き掃除をしておきます。
①天井のホコリを拭き掃除する
浴室用洗剤をバケツで水に溶かした溶液にクロスを浸し、ミニワイパーにつけて天井の拭き掃除をします。途中何回かクロスの面を変えて拭き掃除します。
②キレイなクロスで二度拭きをする
4~5分して洗剤成分が浸透したら水に濡らした綺麗なクロスをミニワイパーにつけ、二度拭きをして洗剤成分と汚れを拭き取ります。洗剤成分で汚れを浮き上がらせて拭き取ることで、軽いレベルのカビも一緒に取れることもあります。
汚れをとったら予防対策の消毒用エタノール
天井掃除後、完全に乾いた状態になったら消毒用エタノールでカビの原因菌を除菌していきます。「汚れを拭き取った後に消毒用エタノールで除菌する」という手順が大切です。
①ミニワイパーに乾いたクロスをつける
乾いたクロスをミニワイパーにつけます。濡れたものだとアルコール濃度が下がるので、必ず乾燥したクロスを使ってください。
ミニワイパーのヘッドサイズピッタリではなく、両脇に少し余る様につけるのがポイントです。角や細かい部分も拭くことができます。
②天井を静かに拭く
乾いたクロスにまんべんなく消毒用エタノールを吹き付け、天井を静かに拭き取ります。ゴシゴシこすったり、往復させず静かに手前一定方向に引くように拭き取ります。
※呼吸器系や肌が弱い方はマスクとビニール手袋を付けて養生してください。
③角や照明の周りも拭く
天井や建具部分、角の周りなども拭き取ります。途中で何度か消毒用エタノールを追加したり、クロスを綺麗な面に変えながら拭いてください。
◆使用後のシートを使ってついで掃除も
使用後のシートに綺麗な面が残っていたら、モップでは拭き取りにくい細かい場所も拭いておきます。
入り組んだ場所は湿気やホコリもたまりやすいので、ついで掃除で拭いておくと気持ちよいですよ。
◆天井モップ掃除を習慣化しよう
ミニモップを使えば高い天井のお掃除も楽にできます。特に湿度と温度の高い時期は、週に一度消毒用エタノールを使った天井モップ掃除がおすすめです。汚れと一緒にカビの原因菌や胞子も拭き取れるので、カビの大量発生を予防することができます。酷いカビが出る前の今の時期からお手入れを開始していくのが効果的ですよ!
※2021年8月2日追記
記事内でご紹介しているミニフローリングワイパーの詳細です。
使用しているのは「どこでもフロアワイパー(AZ381)アズマ工業」です。
100円ショップでは300円商品としてダイソーでミニサイズのフローリングワイパーを販売していますが、現在倉庫に在庫がなく次回の入荷は未定とのことです(販売終了ではなく取扱い中商品です)。