オーナーシェフが作る地元のとれたて野菜を使ったいろどりゆたかな料理が、ワンプレートで食べられるのは、プレートランチ専門の「NINO（ニーノ）」です。

プレート料理はもとより手作りパンに月替わりのパスタ、スープにドリンクは好きなだけいただけて、デザートが付いてくるボリューム満点のランチを紹介します。

8月には今一番おいしいという、鹿肉のジビエ料理を提供するので味わってもらいたいとオーナーシェフは言います。

◇NINOの店舗外観

宗像市・東郷橋東交差点から左手に釣川をみながら少しすすむと、道路沿いに「NINO」の看板が見えます。

ここは宗像の朝どれ野菜プレートランチ専門店『NINO（ニーノ）』です。

広々とした敷地内に精肉店と隣り合って「NINO」はあり、駐車場にもこまりません。

◇NINOの店内

広い店内は白いかべにかこまれて、ゆったりとテーブルが配置されています。

大きな窓からは近隣の畑やあおい空がみえて明るく、清潔感があります。

ランチタイムもおそい時間にたずねたので、先客は次々と帰っていきました。

窓ぎわの席にすわると、開放感のある景色がひろがり、とても落ち着きます。

◇ワンプレート料理＋パスタ

「NINO」では入店すると、月替わりのワンプレートランチ（税込み1,800円）が運ばれてきます。

◇パン・スープ・ドリンクはセルフで

料理がくる前にパン・ドリンク・スープ・パスタを必要な分だけ、セルフサービスで準備します。

どんな料理がいただけるのか、とても楽しみです。

パンはシェフの手作りで、3種類あります。

＊フォカッチャ

＊ごまパン

＊豆乳パン

全種類一切れずつチョイスしました。

ドリンクはホット＆アイスコーヒーをはじめ緑茶にいたるまで、好みに応じて備えられたグラスでいただきます。

炎天下歩いてきたので、まずは冷たい緑茶を一杯。

横に手作りらしい「しそシロップ」があったので、氷と炭酸水でしそジュースを作ってテーブルに運びます。

スープジャーには「大葉のミネストローネ」が入っているようです。

今月の食べ放題パスタは「なすとトマトのスパゲッティ」のようですが、なくなっているので残念な気持ちで、からの鍋を見ていました。

すると女性スタッフが、追加でシェフが作っていると、笑顔で教えてくれます。

◇NINOワンプレートランチ

パンとスープそしてドリンクがそろったところで、プレート料理の登場です。

白い大きな皿にのせられた料理を見て、思わずいきをのみました。

彩りの美しいこと、そして量もたっぷりあります。

料理を運んでくれたシェフは、今月のワンプレート料理の説明をしてくれます。

＊いろどり野菜のサラダ＝沈んでいるドレッシングをよく混ぜていただきました。

＊ヴィシソワーズ＝じゃがいもの冷製ポタージュにコーヒーのパンナコッタが入っているのは目からウロコです。

＊トマトの白和え＝トマトにのっているのは、塩コショウだけで味付けられた豆腐のソース…なるほど白和えです。

＊豚肉のガレット　ピーマンソース＝ピーマンのソースの下に豚肉のガレットがひかれています。

＊オクラのオムレツ＝そえられていたニンニクマヨネーズがアクセントになっていました。

＊ナスと挽肉のグラタン　ムサカ＝ギリシャ料理のムサカをヨーグルトソースで重ねたサッパリ感のある一品です。

＊トウモロコシのアランチーノ＝イタリア料理のライスコロッケですが、トウモロコシが入って食感良く食べました。

料理のあいまにいただいた「手作りパン」はどれもモチモチとして、食べごたえがありました。

ミネストローネはよく作りますが「大葉のミネストローネ」は大葉の風味がさわやかで、さっぱりとしておいしく、今後料理するときの参考になります。

◇今月の食べ放題パスタ

今月の食べ放題パスタ「なすとトマトのスパゲッティ」をプレート料理がなくなるころシェフがテーブルに運んでくれました。

本日最後のランチ客のために、作り足してくれたのでしょう。

すでにワンプレートで満足していた食欲が、あらたな料理に反応して、おかわりしたスープとともにしっかり胃におさまりました。

◇デザートはフワフワ「シフォンケーキ」

もうすっかり満たされたところに、デザートが来ます。

「きな粉のシフォンケーキ」です。

見るからにふんわりと柔らかそうなシフォンケーキは、手でさいて食べるようシェフから促され、ホットコーヒーをお供にいただきます。

ほどよい甘さでほんのり芳ばしく、口に入れるととけてしまうような食感のケーキです。

料理はもちろん、パンやデザートまですべて手作りで、新鮮野菜をふんだんに使った身体思いのワンプレートランチは、ボリューム満点「幸せランチ」でした。

◇ジビエ料理＆解体ショーも

「NINO」では岡垣、宗像、若宮でとれたイノシシや鹿、真鴨を使ったジビエ料理も提供しています。

8月12日（土）、13日（日）の二日間は、鹿の解体ショーを店内でおこない鹿肉のステーキやサンドイッチなど食べられるので是非来てほしいと、オーナーシェフが言います。

この時期の鹿肉は、どの肉にも勝るおいしさだということなので、ぜひ食べてみたいものです。

宗像の朝どれ野菜プレートランチ専門店『NINO』は、一流シェフが作る野菜たっぷりのワンプレート料理を中心に、手作りデザートまでおいしくいただけて、ジビエ料理も楽しめるレストランです。

8月の鹿肉料理に期待しつつランチを終えました。