真冬はこれで充分!パンジービオラに欠かせない「花殻摘み」を簡単に終わらせる優先順位とは?
こんにちは、グロ子です。
パンジービオラのクオリティがめちゃくちゃ上がっているのをご存じでしょうか?
安い苗でも、当たり前に冬中花が咲くんです。
温暖化も手伝ってか、半年以上ずっと満開が続くパンジービオラ。
こんなにコストパフォーマンスが高い花も珍しいと思います。
開花期間が長いパンジービオラのために、ぜひ実行してほしい作業があります。
「肥料でしょ?ちゃんと液肥やってるよ」って思いましたか?
もちろん肥料も大事ですが、それ以外にもありますよね。
ちゃんとやろうとすると面倒くさいあの作業。
そうです。「花殻摘み」です。
真冬の花はうれしい。でも花殻摘みはつらい
パンジービオラは花が咲き終わると、直ちに花殻を取り除く必要があります。
なぜなら花殻からすぐに種ができてしまうから。
下の写真は花殻摘みをサボったため結実してしまったところです。
熟すと弾けて種が飛び散ります。
一輪から結構な数の種ができています。
下の写真は種が飛び散った残骸になります。
種は簡単にできるのですが、気温と成長適温がマッチしないので「こぼれだね」から次のパンジービオラが咲くことはありません。
種は株の栄養を無駄に消化し、春からの花数を減らす原因になるだけです。
でも寒い時期の外作業って面倒ですよね。
パンジービオラが冬に咲いてくれるのはうれしいけれど、真冬の花殻摘みは遠慮したいのが本音です。
とりあえず花殻をねじり取れ!
そこで発想を変えます。
テキストには、写真の①の茎の付け根から丁寧にカットするように書いてあります。
でもハサミが必要だし時間もかかるので、寒い中そんなことやってられない。
私が提案したいのが、もう②の位置でいいからとにかく花殻をねじって取る!
上の写真の②の位置を軽くねじると、花殻は一瞬でポロッと取れます。
めんどうな花殻摘みが文字通りあっという間に終わってしまいます。
この茎の部分が残ってしまいますが、保護色なので目立ちません。
っていうか、人は真冬にそこまでパンジービオラをじっくり見ないと思います。
春になると株は一回りも二回りも大きくなるので、上手く埋もれてしまう茎も多い。
暖かくなってから、目につくものをカットすればいいのです。
寒い時期の外作業なんだからとにかく早く済ませましょう。
サボる努力を続けよう
この作業気が進まないなぁと思ったら、優先順位を考えてどんどんサボればいいのです。
花殻摘みが必要なのはわかっているけど、真冬の外作業で風邪をひくのはバカらしい。
だったら茎は後回しでさっさと済ませてしまいましょう。
趣味は楽しくなくては続きません。
サボれるところは大いにサボって、春にもパンジービオラを咲かせていきましょう!