習い事でふざける子には原因があった!「真面目に取り組まない子に試してほしい」たった1つの方法とは
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、子育てや育児に関する情報の発信を行っている保育士です。
今回は頂いたご質問はこちら。
Q:習い事をしていますが、ふざけてばかりで真面目に取り組もうとしません。ぽん先生ならどうやって子どもに話しますか?
子どもの方から「やってみたい!」と言い出して始めた習い事。
ところが、いざ始めてみると「ふざけてばかりで全然真面目にやっていない!」という経験はありませんか?
せっかく月謝を払うのですから、少しでも多くのことを学んできてもらいたいもの。
子どもにやる気がなくなってしまった場合はどうしたら良いのでしょうか?
こちらの解決方法についてご紹介していきたいと思います。
これで解決!
子どもたちが習い事に真剣に取り組まないのは、ほとんどの場合興味がないからです。
そのため、一般的によく言われるような
・真面目にやるように繰り返し伝える
・厳しく叱る
といったアプローチにはほとんど効果がありません。
それでは、どのようにすると子どもたちは習い事に興味を持つようになるのでしょうか?
それはプロの技に触れるということです。
例えば、ピアノ教室に通っている子どもで考えてみましょう。
どうしても集中してレッスンを受けることができないのであれば、プロの演奏を聞きに演奏会へ行ってみると良いと思います。
・演奏会場でしか味わえない雰囲気。
・ピアノそのものが歌っているかのような本物の音。
・巧みな指さばきとそのスピード。
こういったものを全身で感じることで、「同じピアノの音とは思えない」「あんなふうに弾けるようになりたい」と興味が湧いてくるのです。
YouTubeなどのような動画で見せることもダメではないと思いますが、五感を通して触れ合うことで、より情動が起こりやすくなるのです。
しかし、プロの技を体感するためには、ある程度の経験が必要となります。
習い事を始める前や初めて間もない頃はその凄さが伝わりにくいため、最低でも習い事を始めてから2〜3ヶ月経ってから体験するのがおすすめです。
習い事の向き不向き
ところで、習い事には向き不向きがあるのをご存知でしょうか。
様々な性格の子どもがいると思いますが、ここではスポーツと音楽を例に挙げて少しだけ説明していきたいと思います。
〜個人スポーツ〜
例えば、個人スポーツは大きく分けて2種類に分かれます。
1つは剣道やテニスといったように戦う相手がいて、相手を倒すようなものです。
そしてもう一つは自分との戦いになるものがあります。
例えば、水泳や体操といったように記録と向き合うスポーツです。
勝ち負けにこだわりの強い子は相手を打ちのめすようなスポーツを非常に得意とする傾向があり、足首が細くて身軽に動けるような子は記録との戦いで力を発揮する傾向があります。
〜音楽・楽器〜
人によって音楽のどこを中心に聞くか変わります。
例えば、曲の旋律を中心に音楽を聞く子もいれば、音色にこだわる子。
テンポやリズムに気が向く子や、音の強弱に注意がいく子など、同じ曲でも子どもによってその捉え方は全く違います。
そのため、旋律に気が向く子はバイオリンや声楽。
テンポやリズムに気が向く子は打楽器などといったように、「音楽といえばピアノ!」というところから少し外れて、その子の特性に応じて習い事を選ぶのも良いかもしれません。
※説明が複雑になるため、ここではどういった特徴の子がどこに気が向くかという説明は省略させていただきます。
多種多様な子どもの習い事。
せっかく通うのであれば、子どもたちが興味を持って集中して取り組めるような経験をさせてあげたいものですね。
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