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【姫路市】昭和を肌で感じる!? 国籍・ジャンルを問わない雑貨、古道具、アパレルがそろう蚤の市

千姫文筆家・モデル(姫路市)

ひょんなことから発見した姫路市御立中の「Chidori」。県道67号沿いなのに少し奥まっているからか、今までまったく気づきませんでした。まもなく10年を迎える雑貨、古道具、アパレルを中心に扱う店です。

目指したのは心ときめくマーケット

これは店内へと続く序章なのか。
店先には昭和のベビーカー、ジャンクな三輪車――。

ずいぶん前の秤?

ブリキの小物?

入ってみると、プロローグに次ぐ第1章、2章、3章というようにガチャガチャといろんな物が。整然とした「見せる雑貨」ではなく「マーケット」を目指したとオーナー。ヨーロッパ出身の来店者から「蚤の市みたいだね!」と言われたのが最高の褒め言葉だったとか。

店内はまるで蚤の市
店内はまるで蚤の市

ステンドグラスをモチーフにしたカップ&ソーサー、瀬戸焼のカップ、そうかと思えばフランスのポスターアーティスト・サヴィニャック氏のマグカップも。「国籍もジャンルも問わず好きなものを置いている」というのが、カップコーナーだけをとっても分かりますね。

カップコーナー(770円~)
カップコーナー(770円~)

掛け時計は、飽きのこないものをそろえています。

なんとなくレトロな掛け時計
なんとなくレトロな掛け時計

幼いころから雑誌に載ったり、漫画に描かれたりしているインテリアや雑貨に“ときめき”を感じていたという広島県生まれのオーナー。店名の「Chidori」は文具の卸業を営み、優しくておしゃれだった故郷の亡き叔母、千鳥さんを慕っていたことから名付けました。今ではオーナーがChidoriちゃんって呼ばれているそうですよ。

店内を何周しても新たな発見が

レジやトランクなどの古道具はずいぶん年季が入っているけれど、いつの時代のなのかな? 傷が芸術みたい。

なかなか普段は目にしない道具や雑貨が、あちらこちらに。それも買い求めやすい価格で。
仕入れ方法は秘密。ヒントは「人との出会い」「物との出合い」かしら。

ノスタルジックなグラス類も、千姫には新鮮に映る。

商品の入れ替えが頻繁で、ディスプレイもよく変更しています。

アパレルエリア。秋冬物がずらりと。

今人気のサロペットはコーデュロイ生地。アウターいらずのウールのロングカーディガンを羽織って、ごきげんに。

モデル:オーナーChidoriちゃん
モデル:オーナーChidoriちゃん

店内を何周しても新たな発見があります。同じ本を読み返す度に、真意を掬いとれていなかった箇所が理解できていくような感覚に似ている。

Chidori
住所:兵庫県姫路市御立中8-9-1
営業時間:11:00~17:00
定休日:水曜+不定休 ※インスタグラムで確認を
駐車場:あり
※問い合わせはインスタグラムのDMから

文筆家・モデル(姫路市)

大好きな姫路のまちを、さらに元気に―。その一心で執筆をしています。千姫自身の率直な感想と取材で得たこぼれ話などを通して「ここに行きたい!」と心が動く場所を紹介していきます。元新聞記者、モデルとしてはファッションショー・ヘアショーに出演。 Yahoo!ニュースエキスパート2023年10月、11月、2024年3月 地域クリエイターMVA受賞

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