【祝!復旧】志布志市志布志町志布志の志布志駅に行ってきました
しぶしししぶしちょうしぶし……
鹿児島県にある「志布志市」はその名から、何かとメディアに取り上げられる機会も多く、東京に住む私も知っていました。お恥ずかしながら名前だけ。
せっかく九州旅に来ているのです。そんな「名前しか知らない」志布志に行ってみようと、今月3月15日に全線復旧したばかりの日南線に乗りました。
志布志市志布志町志布志の志布志駅に到着
日南線車内は青春18きっぷのシーズンなので、私のような鉄道旅を楽しむ人もちらほらと見えますが、何より地元住民の方々がたくさん利用しているのが印象的でした。
地方ローカル線の終着駅で、このくらい利用されているのならば、本当に今回災害から復旧できたことが喜ばしいし、まだまだ廃線なんてしてほしくないなと思いました。
駅前は公園のようになっていて、大きく道路が開けています。ところどころヤシの木が生えているのが、どことなく鹿児島らしい南国の空気を感じさせました。
そうだ、地元スーパー行こう
志布志駅到着は17時過ぎ。飲食店は少なくコンビニもないため、駅の目の前にあるスーパーで買い物をして、ホテルの部屋でご飯を食べることとしました。
立ち寄ったのは「サンポートしぶしアピア」。スーパーにドラックストア、衣料品店やお土産屋さんもある大きな施設です。
志布志は海に面した町。やはりスーパーで買い物をするならば海鮮は外せないでしょう。
すんごいパンパン……!
トレイに入り切ってない大ぶりの魚がラップでみっちみちに包まれていました。「刺身用」と書いてあるけれど、家に帰って捌く人はどのくらいいるのかな……と考えていたところに、レジに並ぶ目の前の人が、丸々一尾で購入していました。そりゃあおいしいんだろうなあ。
私はというと……
カンパチ!カツオ!いちご!さつまいも!
全部鹿児島の品です。海鮮から野菜、フルーツまで、当たり前に地元のおいしい食材が揃うのは、本当に九州のすごいところだと思います。
やっぱりなかでも海鮮は段違いのおいしさでした……!魚臭さはまったくなく、むしろ、口に入れると爽やかなで深い、芳醇な香りがします。東京ではここまで新鮮な魚を食べる機会が少ないので、うまく表現できないのがもどかしいです。
「駅前にコンビニがない駅」に泊まったのは久々だったのですが、「コンビニがないなら地元スーパーに行く」というライフハック、ありかもしれません。いやむしろ、スーパーだからこんなにおいしいものに出会えました。
駅から10分足らずで海
スーパー飯を堪能した翌日、志布志から電車で帰ってしまう前に、駅前すぐの海へ向かいました。
あいにくの曇天でしたが、晴れていたら素晴らしい光景でしょうね!写真のように海浜公園が整備され、港を遠くまで散歩することが可能です。
ぜひ晴れた日に志布志に立ち寄った際は、海沿いを散歩してみてください。
短い滞在期間だったので、私が見た「志布志」は駅周辺のほんの少しではありますが、視覚や味覚で十分に楽しませてもらいました。
きっと私以外にも「名前だけは聞いたことがある」と思った人はいるはずです。「百聞は一見に如かず」ということで、ぜひ全線復旧をした日南線を使って一度志布志に訪れてみてください。駅前に1泊するだけでも、オイシイ思いができますよ。
マニアックなスポットへの散歩や旅に興味のある方は、ぜひフォローしてくださると嬉しいです!ではまた次の旅で。