【日野市】本場のラフテーはここにあり! 夏になると食べたくなる。三沢の「ちゅらさい」の絶品沖縄料理!
こんにちは♪ 東京都の"ど"真ん中で日野愛を叫ぶ、地域ライターのひのさんぽです(^^)
梅雨入りをして、蒸し暑い日々が続いていますが、皆さん、お元気ですか? 私の周りでは体調がすぐれない、何だか調子が悪いという方もチラホラ。私自身も日々のアレコレに追われ、睡眠不足も重なり、ややしぼみ気味です。(あ、体重という意味ではなく、気力や体力や食欲がという意味です。)
そんな時は、日本を代表する長寿食でもある「沖縄料理」を食べよう!
と、いうことで今回は三沢にある沖縄料理専門店「ちゅらさい」をご紹介します♪
「祝20周年」と書かれた看板から、20年以上営業を続けている老舗の沖縄料理屋さんであることはわかりますが、メニューや店内の雰囲気は外からはよくわからないので、「行ってみたいと思っていた!」という方も多いハズ(^^)
実は、「ちゅらさい」の店主は多摩川の漁業共同組合の組合員。
店舗では、沖縄料理をはじめとした絶品居酒屋メニューを味わえるだけでなく、釣り券も購入できるんです。釣り好きさんはここで釣り券を購入して近くの多摩川で釣りを楽しんだ後、帰りに「ちゅらさい」で一杯というコースもできちゃうんです。
店主自ら釣ったものを調理して提供することもあるそうなので、釣りたての超新鮮な淡水魚を楽しめるかも!
お相撲好きだという店主が一人で切り盛りするアットホームな「ちゅらさい」。料理の腕前には定評があります。
沖縄料理と言えばオリオンビールは外せませんよね。まずは、暑気払いにキンキンに冷えたビールで乾杯!
豚の耳を茹でて千切りにしたミミガー。コリコリとした食感が楽しいミミガーは、甘めの酢味噌によく合います。ミミガーをつまみに、オリオンビールを飲みながらメニューを選びます。
こちらの赤い札に書かれているものが食事のメニュー。沖縄料理を中心に様々な居酒屋メニューが並んでいます。
夏になると食べたくなるゴーヤチャンプル。ほんのり残るゴーヤの苦みが酒好きにはたまりません。家で作ると苦みが強く残ってしまいがちなゴーヤチャンプルですが、こちらのは本当に食べやすく美味しい!
ビタミンCが豊富だと言われるゴーヤです。夏バテ気味の体も元気になりそう♪
これはお酒のおかわりが必要、ということでアルコールのメニューを見てみると、泡盛やハブ酒といった沖縄ならではのお酒や自家製の果実酒に並んで「ぼけソーダ」という1枚の札を見つけ、2度見。
なにかのギャグかと思ったら、木瓜(ぼけ)の実を泡盛に漬け込んだものなんだとか。紅茶のような華やかな香りと優しい甘酸っぱさのとっても美味しいドリンク。これも夏の疲れた体にぴったりです。
店主との会話もはずみ、お店の中に飾ってあった(?)すっぽんの甲羅の話が盛り上がったところで、店主が出してきたのはこちらの常連さんのキープボトル。
瓶の首にかかっている怪しげな骨は一体何かわかりますか?
答えは「すっぽんの頭の骨」! 高級食材というイメージのスッポンですが、なんと浅川や多摩川にも生息しているそうで、運が良ければ店主が取ってきたすっぽん料理が食べられる日もあるんだとか。(この日は残念ながらすっぽんメニューはなしでした。)
目からウロコの面白トークに盛り上がりつつ「ラフテー」がやってきました。「ちゅらさい」のラフテーの特徴は豚の皮も使っていること。沖縄では皮も一緒に煮込むのが一般的なんだそう。豚の皮は脂身ではなく、ぷるんぷるんのコラーゲンの塊だときいて大喜びです。
お箸で簡単に切れるほど柔らかく、口にいれるととろけてしまいます。絶品ラフテーはここにあり!
人気メニューだというもずくの天ぷらも、衣はサクサクで中はもっちり、ビールにぴったりの逸品です。
お腹いっぱい飲み食いした後の〆は沖縄そば!
食欲が落ちがちこの時期でも、美味しい沖縄料理の数々に食欲も元気もフルマックス。
ちゅらさいは店主一人で切り盛りするテーブル席とカウンター席のこぢんまりしたお店ですが、店主の確かな腕がキラリと光る名店です。お子さまは入れませんので、大人同士でお楽しみ下さいね♪ (写真はすべて2024年6月中旬に撮影したものです。)
ちゅらさい
東京都日野市三沢3丁目46−2
営業時間:16時〜23時 不定休