シリコンバレーCEO肝入りのネックピロー、Vesta Loopって最適解じゃない?
ネックピロー難民の皆さんに朗報です。絶対に自分の寝方にフィットするネックピローが登場しました。何でもこれを開発した谷振宇(タニ・シンウ)氏[Vesta創業者で長年シリコンバレーでロボット研究開発に携わる]は飛行機での移動が多く、機内でよく休めない悩みを抱えていたとのこと。
それなら自分で理想のネックピローを作ってしまえ!とリリースされたのがこのVesta Loopです。実際の不満から開発されただけあってその実用性はピカイチ。
私も気に入って仕事中などよく使っています。
変幻自在のネックピロー
これまでのネックピローと違い、Vesta Loopは顎や顔横など様々な位置を支えられます。寝方の違い、乗り物の違い、シチュエーションの違いなど様々なケースにおいてフィットしてくれるのが魅力です。
特に気に入ったのはこの横型の体勢。車の中でもかなり快適に休めます。私自身はオフィスワークの時に首に巻いていることが多いですが、何もなしで姿勢良く働いていても首が疲れてるんだなということを使ってみて初めて実感しました。寝る以外でのサポートにもおすすめです。
ネックピローになかった仕様が満載
これ以外にもCEO自ら自分で使いたくなるように開発したとうなづける仕様が満載です。
生地はリバーシブルで、片面は冷感素材。オールシーズン快適に使えます。気になる汚れもカバーを取り外して洗える(手洗い)など配慮されています。
中身も空気ではなくメモリーフォームを採用しているのでホールド感が抜群です。空気で膨らます方式のネックピローは携帯性には優れていますが、実用面では快適と言うには程遠い状況。
日本では有名なYouTubeチャンネル、Kevin's English Roomのメンバーも「渡米の際持って行ったけど快適じゃなくて向こうで処分して帰ってきた(笑)」と言っていたくらいです。
かく言う私も学生時代ボストンに片道15時間かけて行ったり来たりしていましたが、ネックピローは合わないなと思うことが多かったのが事実。でもこのVesta Loopはどれよりも気に入りました。
子供がとんでもない体勢で寝てることありませんか?
車で子供が寝てしまうことはよくある話ですが、5歳くらいになってきてチャイルドシートもより簡素なものになってきた際に、とんでもない体勢で寝ている時はありませんか?
そんな時もVesta Loopがいいなと感じました。もちろん巻きつけ方には注意(苦しくならないように)が必要ですが、うちの長女5歳はすごく気に入っている様子。
首がどんだけ曲がってるの!?って体勢で寝ている時もあるので、これを使って窓側などに寄りかかってくれれば安心です。
Vestaは睡眠を真剣に考えた企業
そもそもこのVestaは睡眠をしっかり考えて製品を作っている企業。以前私が記事で紹介したシルク100%の掛け布団もオールシーズン使えてとても快適です。
こういう特化企業が開発しているというところも信頼が持てますし、今回レビューの話をいただいた時にも前回の掛け布団が非常に優れていたのでお受けした経緯があります。
唯一の弱点は本体の洗浄?
カバーが水洗いできるのは良いのですが、本体自体は洗えないのが唯一の弱点と言えるかもしれません。ただここはリンサークリーナーなどを使えばある程度清潔さを保てるかも。
カバーだけでなく本体の汚れや汗の吸収が気になる方はそうした対応をすると良いかもしれません。
もう1点、空気式のネックピローと比較したデメリットは本体サイズがそこそこ大きくなってしまう点。
これは快適性とトレードオフの問題かもしれませんが、個人的な感想ではこのくらいのサイズなら快適性を取りたいなと思いました。
何なら成田エクスプレスの中や羽田に向かう車中で使うかもしれませんしね。常に使っていると思えば大きさはさほど気にならないかもしれません。
実用性を考えた優秀な製品
コンセプトが面白い製品はたくさんありますが、実用性がイマイチなものが多いのがこういう面白ガジェットの弱点です。
その点このVesta Loopは実用性がすごく考えられていて、シンプルな製品ながら感動しました。新幹線移動が多い人でも、Vesta Loopを着けながら仕事をするとかなり楽だと思います。
電源供給のないファブリックガジェットでも優秀な製品に出会えると嬉しいですね。この製品は私の生活には溶け込みそうです。
公式サイト
Vesta
製品サイト
Vesta Loop