人間関係に悩んでいる人へ。カントの名言「動物に残酷な者は…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はカントの名言をご紹介します。カント(1724~1804年)は近代哲学の祖と呼ばれる、ドイツの哲学者です。
今回は人間関係に悩んでいる人に届けたいカントの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人間関係に悩んでいる人へ。カントの名言「動物に残酷な者は…」英語&和訳(偉人の言葉)
「動物に残酷な者は人に対しても優しさがなくなる。動物をどう扱うかで人の心が分かるのだ」
イマヌエル・カント(ドイツの哲学者)
人間と猫どちらが付き合いやすいだろうかなと。
私は今までに10匹以上猫を飼ってきたのですが、人の方が付き合いやすいのではないかなと。
人は空気が読めますよね。例えば、忙しそうな人には話しかけない。不機嫌な人には話を合わせる。
猫はそんなことしませんよね。飼い主が忙しそうでも不機嫌そうでも、お腹がすけば鳴く。腹が立てば噛みつく。
人間も相手が猫だと人間に対してはできないようなことをしてしまうことがありますよね。例えば、たたいたり、殴ったり、蹴ったり。
人間も思い通りにはならないのですが、猫はそれ以上に思い通りにならないのですよね。
自分が飼い主であるという気持ちが強すぎると、思い通りにならないことが許せない。私も今までに腹を立てて猫をたたいてしまったことがあるのですよね。
動物を飼うということは自分の未熟さと向き合うことなのではないかなと。本当の自分が見えてくる気がするのですね。人間に対してはできないこと、人間に対しては隠していることが見えてくる。
人間関係に悩んでいる人へ。「動物」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はカントの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『カントの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、カントの名言を5句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「動物」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「動物」に関する世界の偉人たちの名言を17句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「動物」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「一頭の羊が率いるライオンの群れは怖くない。私が恐れるのは、一頭のライオンが率いる羊の群れだ」
アレクサンドロス大王(欧州・アジア・アフリカにまたがる帝国を築いた人物)
「馬に乗って過ごす時間に無駄はありません」
ウィンストン・チャーチル(イギリスの元首相)
「人生には心の避難所が二つある。音楽と猫である」
アルベルト・シュバイツァー(アルザス人の神学者・哲学者・医師)
お読みいただき、ありがとうございました!