札幌の名店“五丈原”の味をカップ麺に再現?「らーめん五丈原 塩とんこつ」をレビュー
「らーめん五丈原 塩とんこつ」を食べてみました。(2024年3月5日発売・東洋水産)
この商品は、札幌の繁華街“すすきの”の少し外れに本店を構える名店“らーめん 五丈原(ごじょうげん)”の人気メニュー“背脂とんしおらーめん”の味わいをカップ麺に再現したもので、豚骨の旨味をベースに“ごま”を利かせ、背脂加工品がたっぷりと加えられた後味の良い塩豚骨スープに仕上げたことによって最後まで飽きの来ない飲んだシメにもぴったりな一杯、“らーめん五丈原 塩とんこつ”となっております。
では、今回の“らーめん五丈原 塩とんこつ”がどれほど豚骨の旨味を丁寧に利かせたコク深くまろやかな仕上がりとなっているのか?豊富に使用した大粒の背脂や“ごま”によるこってり感や食欲そそる香ばしい風味、歯切れの良いコシが表現された中細麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(98g)当たり463kcal。
食塩相当量は6.1gです。
次に原材料を見てみると、豚骨の旨味を引き立てるかのような材料が豊富に使用されており、“五丈原”の人気メニュー“背脂とんしおらーめん”らしい後味すっきりとした中にもコク深くクリーミーな味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。
では、熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
そして出来上がりに特製油を加えてよくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、臭みのないあっさりとした塩豚骨スープに背脂が絶妙にマッチした旨味溢れる飽きの来ない一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、ほんのり“ちぢれ”を付けたことによってスープとの絡みも非常に良く、細いながらもほどよい弾力とコシを兼ね備えたすすり心地抜群な仕様となっており、丁寧に抽出したと思われる豚骨の旨味をしっかりと利かせたキレ・後味の良いコク深くまろやかなスープがよく絡み、豊富に使用された“ごま”による香ばしい風味が後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの味付豚肉以外に背脂加工品・メンマ・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出てくる仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどすすり心地抜群な麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
スープは、じっくりと丁寧に炊き出したことで全く臭みのない豚骨の旨味が溶け込み、豊富に使用された背脂加工品によってコク深さが際立ち、“こってり”というと若干誤解を生むかもしれませんが、塩豚骨ということもあって後味すっきりとしたテイストとなっています。
ということで今回“らーめん五丈原 塩とんこつ”を食べてみて、実店舗さながらの豚骨の旨味が品良く溶け込み、あっさりとしていながらもクリーミーな美味しさが印象的で、背脂に関しても豊富に使用されたことによってコク深さが際立ち、最後まで飽きの来ない満足度の高い仕上がりとなっていました。
やはり“五丈原”と言えばこのあっさりとした中にも物足りなさを感じさせない豚骨の旨味がポイントで、今回のフレーバーにもそういった丁寧に抽出された豚骨の旨味がしっかりと再現されており、後味すっきりとした塩豚骨として相性良く馴染んでいたため、想像以上に再現性の高い好評の一杯と言えるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「五丈原」監修カップ麺 “塩とんこつ” まろやかなスープに背脂でコクを引き立てた名店の味