意外と盲点!?台風がやってくる前にテーブルに置いておくべきものとは
気候変動の影響で、これまで風水害が少なかった地域でも、豪雨や台風の被害を受けることが増えてきました。
本格的に台風がやってくるシーズンの前に、豪雨・台風への備えを確認しておきましょう。
対策その1. 風雨への備え
住んでいる地域に台風が上陸しそうだと分かったら、雨が降り始める前に自宅を風雨から守るための対策を行います。
〈風雨への対策〉
- 屋外にあるものを家の中に入れる(植木・バケツ・サンダルなど)
- 雨戸・シャッターを閉める
- 雨戸がない窓の保護(内側からダンボールを貼る・カーテンを閉める)
- 風が強い台風の場合は網戸や物干し竿を外して家の中に入れる
- 玄関や倉庫の入り口の止水(土のう・水のう・止水板)
- 換気扇を止める
台風の時期、ダンボールは捨てずに取っておきましょう。
窓の保護や水のうを入れて止水板代わりするなど、台風対策には欠かせません。
対策その2. 明かり・情報収集・娯楽を確保
暴風域に入った際、停電になることがあります。
懐中電灯やランタンなどの、明かりを準備しておきましょう。
また、天候が悪いと電波や通信状況が悪くなり、テレビやスマホが使えなくなることも。
ラジオがあれば、台風情報を安定してキャッチできます。
明かりもラジオも電池式・充電式を準備し、予備の電池と充電式は台風前に充電しておくのを忘れずに。
停電時にすぐ手に取れるよう、テーブルの上には明かりとラジオだけを置いておきます。
暗闇で何かを踏むと危ないので、テーブル周りの床の上も片付けておきましょう。
台風の間は家から出られず、テレビも台風情報ばかりになります。
お子さんがいるご家庭は、電気やインターネットを必要としないアナログなゲームを準備しておけば、停電しても退屈せずに過ごすことができます。
〈台風時におすすめの娯楽〉
- トランプ・UNOなどのカードゲーム
- オセロ・将棋
- あまり字が小さくない本
対策その3. すぐに食べられるものを準備
停電すると冷蔵庫をなるべく開けないようにするため、常温保存できて調理不要の食べ物を準備しておきましょう。
〈台風時におすすめの食品〉
- パン
- お菓子類
- そのまま食べられる食品
対策その4. 体調不良に備えよう
台風による急激な気圧の変化で、体調を崩す人もいます。
普段から天候の影響を受けやすい人は、いつも飲んでいる薬や鎮痛剤を準備しておきましょう。
台風前にゆっくりお風呂に浸かったり、早めに寝てしまうのもおすすめです。
対策その5. ペットの脱走に注意
家への出入りが増える台風前は、どさくさに紛れてペットが脱走することもあります。
ペットは家の中でもリードにつないだり、ケージに入れておくことをおすすめします。
万が一脱走してしまった場合、暴風雨の中探しに行くことは大変危険です。
ペットのことが心配だとは思いますが、暴風域を抜けてから探しに行くようにしましょう。
台風前に準備しておきたいことをご紹介しました。
毎年台風が来る地域の方には「当たり前のことを今更…。」という内容のものばかりですが、台風に馴染みのない地域では、あまりピンとこないかもしれません。
日本各地で風水害のリスクが高まっている今、「うちの地域は大丈夫」とは思わず、もしもの時に備えて対策を確認してみてくださいね。
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