バナナは「冷蔵庫で保存して下さい!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「バナナ」は好きですか?
バナナは1年中売っているため、手に入りやすく、何より価格が控えめで財布に優しい!そのため、我々の生活に欠かせない食材の1つではないでしょうか。
バナナが安いときに多めに購入してストックしておくことも多いですよね。しかし、保存方法によっては、せっかくのバナナがすぐにダメになってしまうことも。
『あれ、もう真っ黒やん!』と思うこともしばし…。
そこで、今回は皆さんにバナナの正しい保存方法を伝授したいと思います。バナナが好きな方にとっては非常に貴重な内容となっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 房のまま、保存しない
- 冷蔵庫で保存する
- バナナの正しい保存方法
- まとめ
房のまま、保存しない
皆さんにまず、伝えたいことがあります。それは…
バナナは「房のまま、保存しない」ということ!
バナナはスーパーでは通常、房の状態で売られていますが、購入後はできるだけ早く一本ずつに切り離すことが大事です!
その理由は「エチレンガス」にあります。※エチレンガスとは、青果物が分泌する植物ホルモンの一種で、果物の成熟を促進する働きがあります。
房のまま保存すると、バナナ同士がエチレンガスを出し合い、追熟が進んでしまいます。その結果、『もう、黒くなったの!?』と驚くほど早くバナナが熟してしまうのです。
この現象を避けるためには、購入後、すぐにバナナを1本ずつ切り離し、ラップで包むことがポイントです。こうすることで、エチレンガスの影響を最小限に抑え、バナナを長持ちさせることができます。
冷蔵庫で保存する
それでは、今日の本題に入りましょう。
皆さん、バナナはどこに保存していますか?「常温」ですか?それとも「冷蔵庫」ですか?多くの方は「常温」と答えると思いますが、私は…
「冷蔵庫」での保存を強くオススメします!
冷蔵庫でバナナを保存する1番の理由(メリット)は…追熟の進行を大幅に遅らせることができるから!実は、冷蔵庫内の「低温環境」がエチレンガスの働きを抑える効果があるのです。
しかし、バナナは熱帯性植物のため、冷蔵庫に入れてしまうと…「低温障害」を起こす可能性があります。そのため、保存する際は「冷蔵室」ではなく、設定温度がやや高めの「野菜室」で保存することがポイントです!
バナナの正しい保存方法
ここまで読むと、バナナの保存方法について色々とわかっていただけたかと思います。それでは今から具体的な保存方法の流れをお教えしましょう!
①バナナを房から1本ずつ切り離す
②1本ずつ、ラップで包む
③冷蔵庫の「野菜室」で保存する
手順はたった3ステップだけです。ぜひ、真似してみてください!
※ラップの代わりに「新聞紙」で代用してもOK!大事なのは、冷蔵庫の冷気が直接バナナに当たらせないことです。
まとめ
- バナナは房のまま保存しない
- バナナは購入後、1本ずつ切り離し、ラップで包む
- バナナは常温でなく、冷蔵庫の「野菜室」で保存する
- 冷蔵庫の冷気が直接バナナに当たらせない