【京都市】東山区 四条の鴨川沿いにみる「藤袴」の花と「出雲阿国さん」♪
京都の秋も深まってきて紅葉がちらほら楽しめる時期になりました。繁華街である四条大橋のあたりは人が多く行き交うように。その四条大橋には、出雲阿国さんの銅像があります!歌舞伎の祖とされる女性芸能者です。
以前に出雲阿国歌舞伎と日本最古の歌舞伎の劇場である「南座」の関係について記述したことがあります。『阿国歌舞伎と南座〜シルクロード〜』→https://creators.yahoo.co.jp/kozushokairica/0100171886
その出雲阿国さんの銅像がある場所に、藤袴が植えられていました!「藤袴祭」とあります!
『出雲阿国 藤袴祭』は10月1日から行われており満開ですよ!
チラシにも見られるような京都固有種のフジバカマに誘われてその周囲を飛ぶ、希少で神秘的な蝶「アサギマダラ」を写真に収めようとする人も多く見られます♪
フジバカマは「秋の七草」の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきたお花です。白い花が可憐で優美な気分にさせてくれます♪
「藤袴が咲く頃、京都は神無月…神在月の出雲を懐かしく思い出す」とあります。出雲から京都へ出てきた阿国さんの気持ちを思うと花がまた可憐にみえますね。
京都藤袴を守るために結成された藤袴会により行われる「藤袴祭」は毎年10月に行われます。京都では藤袴の花を鑑賞できる機会が増えます。
毎年10月半ばから、 絶滅寸前種とされる藤袴の『藤袴祭』が、革堂行願寺、下御霊神社、寺町通りで行われます。たくさんの藤袴が並ぶ様子は壮観で、近辺は藤袴の香りに包まれます。今年は10月7日(金)〜 10日(月/祝日)開催でした。
3連休の後半は雨が続きましたが、雨に滴る藤袴も美しかったですよ♪
阿国歌舞伎発祥地の碑(出雲阿国像)
京都府京都市東山区川端町