【大根】意外とやりがちなNGな買い方とは?鮮度の良い「大根」の選び方!元スーパーの店員が解説
冬の時期は、ゆっくりと煮込んだ大根が特に美味しいですね。大根はこの季節によく使われますが、選び方にはちょっとしたコツがあります。
ここでは、元スーパーの青果担当の私が、鮮度の良い大根の選び方のポイントを解説します。また、意外とやりがちなNGな買い方も一緒にお伝えしますね。
意外とやりがちなNGな買い方!
スーパーで大根を選ぶ際、多くの人は商品棚の上部にあるものを手に取ることが多いと思います。
特に売れ行きの良い店舗では、上部の大根も新鮮さに大差はないかもしれません。しかし、大根が高価で売れ残ることもあります。
多くのスーパーでは、新しい大根は下に、古いものは上に置く傾向にあります(業界ではこれを先入れ先出しと呼んでいます。)これは私が担当していた時も同様に行なっていました。
そのため、すぐに使う予定でなければ、鮮度が良くて長持ちする下の大根を選ぶことをお勧めします。ただし、下にあるから全てが新鮮かというとそうではありません。
次に紹介するポイントを確認して大根を選んでくださいね。
丸ごと大根の選び方について
同じ値段でも、大きな大根を選びがちですが、大きすぎるものは中にスが入っていたり、繊維質が硬かったりすることがあります。
適度な太さの大根を選ぶのがベストです。同じ大きさの大根を比べる際は、重さを感じるものを選ぶと良いですよ。
重い大根は水分が豊富で鮮度が高い証拠です。また、表面にハリとツヤがある大根は、新鮮であることのしるしですので、そういったものを選んでください。
万が一、シワがある大根を購入してしまった場合は、切り干し大根や漬物にするとおいしくいただけますよ!
カット大根の選び方について
カットされた大根は通常、上部(首の部分)と下部(先端)に分かれて販売されています。
用途に応じて選ぶことが多いですが、サイズを重視して選ぶこともあるでしょう。しかし、重要なのは切り口の状態です。
多くの店舗では朝にカットした大根を販売していますが、中には前日にカットしたものもあります。その場合、切り口が乾燥していることがあります。
すぐに使う場合は問題ないかもしれませんが、長期保存する場合や一度に使い切らない場合は、切り口がみずみずしいものを選ぶのがおすすめです。
【関連記事】(生活に役立つ「食材」の豆知識)
上記リンク先は外部サイト(ぱるとよ)へ移動します。