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【キャンプ初心者へ】たき火に潜む危険と対策。注意すべきこと。

MAE CAMPバイクキャンプYouTuber

ゴールデンウィーク真っ盛りですね。ネットを検索してみるとほとんどのキャンプ場は予約でいっぱいです。これからますます盛り上がるキャンプシーズンですが、楽しいキャンプを安全に楽しむための危険をしっかりと理解しておきましょう。

やはり怖い火事

自然の中で楽しむのがキャンプなので、毒虫・天災・刃物でのケガ・・・危険なことをあげるとキリがないですが、今回は火事にフォーカスを当てたいと思います。いろいろな事が引き金になり火災になるケースがあります。

たき火による火事

やはり一番最初にくるのはたき火による火災ではないでしょうか。

あっという間に火は燃え広がる
あっという間に火は燃え広がる

まず注意すべきは、たき火中の火災です。風がある中でたき火をやる場合は陣幕などを使うことで、風を防ぐことができます。

陣幕で風からたき火を守る
陣幕で風からたき火を守る

しかしながら、炎が真横になびくほど風が強い場合は、火の粉が飛んでいくリスクが高まります。何かのはずみで燃えやすいものに引火する可能性があるからです。燃えやすいものをたき火のそばに置かないことはもちろんですが、風が強い日は「たき火をあきらめる」という判断も大事です。

そして忘れてはいけないのは、たき火の後処理です。理想は完全に燃焼させつくして、灰にしてしまうことですが、完全に燃焼させるのは意外と難しいですし時間もかかります。水をかけるのもいいですが、急激にたき火台を冷やすと変形してしまったり、水が完全に灰に浸透せずに火が消えずに残ってしまうこともあります。そこで確実なのは火消ツボです。(購入リンクはこちら

ツボの中に燃える炭を入れると酸素が遮断されてしまうので火が消えてしまいます。しばらく冷ませば、灰捨て場にも安全に持っていくことができますね。正しい使い方をすれば確実に火を消すことができます。

バーナー・ランタンによる火事

ガス・ガソリン・アルコールなど、キャンプではさまざまな燃料を使用した道具を使うシーンが多々あります。基本的に火の近くに置かないであったり、使用期限があるものは期限を守ることが重要です。私も古いガス缶を使った際にガス漏れを起こして引火し、危うく火事になりそうになったことがあります。

薪ストーブの近くにオイルタンタンは置かない
薪ストーブの近くにオイルタンタンは置かない

そしてやはり怖いのは強風によりオイルランタン・ガソリンランタンなどが倒れてしまい火事につながるケースです。風が強い日はLEDランタンなどを中心に使用するように心がけましょう。

火事が起きてしまった時のために

すぐに周囲の人に火事が起きたことを知らせるとともに、消防に通報しつつ、初期消火で対応できることもあります。たき火の横に水を準備しておけば何かあった時に対応できますね。また、携帯しやすいスプレーの消火器も販売されています。(購入リンクはこちら

たき火をする時は近くに水を準備しておく
たき火をする時は近くに水を準備しておく

初期消火で対応できない場合は避難をすることです。周囲の人に声をかけ、煙を吸わないように濡れタオル・ハンカチで口を覆いながら逃げるしかありません。

一たび火事が起きれば楽しいキャンプが台無しになるだけではなく、周囲を巻き込み大惨事になる可能性があります。安全対策をしっかりとして楽しいキャンプライフを!(^^)

【キャンプYouTuber MAE CAMPのプロフィール】
1986年生まれ35歳ソロキャンパー,幼児の娘2人と妻の4人家族。
33歳にしてキャンプ熱が燃え上がり、勢いそのまま34歳でキャンプYouTuberになる。
キャンプギア・キャンプ場・ノウハウの紹介や,エモイキャンプ動画を(めざして。笑)配信中。 YouTubeチャンネルのリンクはこちら:MAE CAMP

バイクキャンプYouTuber

こんにちはバイクキャンプYouTuberのMAE CAMPです。キャンプ初心者の目線でキャンプに関するHOWTOやキャンプ道具の紹介をやってます。ほぼ毎日情報発信していますので、ぜひフォローよろしくお願いします!

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