【津市】夏こそ和菓子!老舗和菓子店の特製どら焼2種を冷やして食べ比べ!
近鉄「津新町駅」から徒歩約16分、百貨店松菱からほど近い「清観堂」をご紹介します。
「清観堂」は1882年創業。津市で141年近く愛されている、歴史ある和菓子の名店です。今回は、夏ならではの味わいの和菓子を探しに行ってきました。
お店の外観
「清観堂」といえば、シナモン生地が美味しい銘菓「不老柿」が有名です。お店の近くまで、シナモンの甘い香りが漂っていました。
店内の様子
大きなショーケースに箱入りの菓子が中心に並んでいます。上段の小さなショーケースには、ねりきりなど生菓子が並んでいました。
深山の雪 230円
吉野本葛を使ったまんじゅうで、中にはこしあんが入っています。冷蔵庫に入れると透明度が失われてしまうので、常温保存。葛でできた透明の皮がとっても涼しげで、気になりました。
水まんじゅう(5個入り) 756円
冷やして食べると美味しい水まんじゅう。丸い箱にキュッと収まった感じが可愛らしく、夏の手土産にも喜ばれそうです。
3日間限定販売「月ごよみ銘菓」 8月は「深笹の月」
毎月、月初の3日間だけ販売される「月ごよみ銘菓」(定休日が重なる場合は2日間)。手作りの技、季節が感じられる月替わりの和菓子なので、お茶をされている方にも人気の品。確実に買いたい方は、電話での予約がおすすめです。
清流 230円
夏らしい涼しげな見た目の、型で冷やし固めた和菓子「錦玉羹(きんぎょくかん)」。透明部分は、白餡と寒天。下の白い層は、寒天と卵白で出来ており、フワフワとした食感でした。これなら、つぶあんやこしあんを使った和菓子が苦手な方にも喜ばれそうです。
冷やした2種のどら焼を食べ比べ
「どら焼」184円、「黒糖バターどら焼」205円
どら焼は、夏は冷やして食べると美味しいと聞き、自宅で2日間ほどしっかり冷やしました。どら焼って冷やしても固くならないんですね。どちらも生地がしっとりしていました。
中はこんな感じ
どちらのどら焼も、中は、北海道産小豆のつぶあんがぎっしり。
「黒糖バターどら焼」は、バターがたっぷり入っていて、どこから食べてもバターに当たります。冷えたバターを口の中で溶かしながら食べるのが楽しい!。黒糖が香る生地とあんこの甘さ、バターの塩味が混ざり、何だかクセになる美味しさでした。
「どら焼」は、ふんわりとした生地で、ハチミツが使われており素朴な美味しさです。大きすぎず丁度良いサイズです。
和菓子で楽しむ、夏。
2種類のどら焼は、それぞれの美味しさに魅力がありました。ぜひ、2種類を冷やして食べ比べしてみてください。バターの風味は洋菓子好きの方にもきっと喜ばれると思います。見た目も涼しげで遊び心のある和菓子は、ほっと癒される甘さ。自分用にも贈り物にも、季節の和菓子をお試しください。
お店の情報
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御菓子司 清観堂
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住所
三重県津市東丸之内20-1
電話番号
059-227-6388
営業時間
9:00~18:00
定休日
月曜日
※日曜日(月2回、不定休 7月は9(日)、23(日))
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