生まれたばかりのトラウトの息子に対し、投手はすでに戦々恐々!?
現役最高のメジャーリーガーが、パパになった。マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)の妻ジェシカが、第1子となる男の子を出産した。トラウトのツイッターとインスタグラムによると、名前はベッカム・アーロン・トラウト。7月30日の午後5時10分に生まれ、体重は7ポンド10オンス、身長は20.75インチだという。
早速、ロス・ストリップリング(ロサンゼルス・ドジャース)は、こうツイートした。「おめでとう! すでにもうこの子に対しては投げたくないな。彼のイニシャルはBAT(バット)なんだから」
ベッカムがメジャーリーガーになるかどうかはまだわからず、そうなったとしても、ストリップリングが対戦する――それまで投げ続けている――可能性は低い。現在、ストリップリングは30歳だ。ただ、トラウトの息子とあれば、ジョークとはいえ、そう言いたくなるのもわかる。
ドジャースとエンジェルスはリーグが違い、対戦する機会は多くない。とはいえ、ストリップリングはベッカムのパパによく打たれている。3試合のうち、昨シーズンは2打席とも討ち取ったが、それまでの6打席は1アウトも記録できなかった。2016年の3打席は、ヒット、ホームラン、四球、2018年の3打席は、ヒット、ヒット、ホームランだった。
なお、ストリップリングはエンジェルスへ移籍し、今シーズンはベッカムのパパとチームメイトになるはずだった。このトレードが成立しなかった経緯については、2月に「ベッツや前田健太らのトレードは成立しても、今度はそれに続くトレードがキャンセルに!?」で書いた。
チームメイトのデビッド・プライスが開幕前にシーズン全休を決めたこともあり、ストリップリングはローテーションに入って投げている。ここまでは、2試合に先発し、2勝0敗、防御率2.92だ。シーズンが打ち切りにならなければ、ドジャースとエンジェルスは、8月14日~16日と9月25日~27日に顔を合わせる。