午後の眠気を起こりにくくする?!コンビニ昼食の選び方3
昼食を終えて午後も仕事に集中して仕事に取り掛かるつもりが、眠気が襲ってきてついウトウトしてしまうことはありませんか?
眠気が強くなると、集中力の低下や作業効率の低下も起こることが考えられます。
この記事で紹介する内容
・午後の眠気が起こるメカニズム
・眠気が起こりにくい昼食の選び方ポイント3つ、おすすめのコンビニ昼食例
昼食後の眠気が起こるメカニズム
昼食を摂ることで、一時的に血糖値が上昇します。いったん上昇した血糖値はその後低下しますが、急激に血糖値を上昇させる食事を摂った場合はその分血糖値が急降下します。急降下してしまうと身体は低血糖状態になり、ここで眠気に襲われやすくなります。
血糖値を急激に上げない食事がポイントです
コンビニランチの選び方ポイント3
・低GIの食品
低GIとは血糖値の上昇が緩やかな食品のことです。上昇が緩やかだとその後の下降もゆるやかになるため、過度な眠気は起こりにくくなります。
【コンビニ食品例】
ブランパン、玄米や雑穀おにぎり、そば(白米はGI値高め)
葉野菜のサラダ(かぼちゃ、芋、ニンジン等の根菜類はGI値高め)
・食物繊維の多い食品
食物繊維の多い食品も血糖値の上昇が緩やかになるため、眠気は出にくくなります。また、食物繊維はカサがあるため少量で満腹感を得られやすく、低カロリーです。食物繊維の多い食品と、おにぎりなどの炭水化物も合わせて食べる場合は、食物繊維の多い食品から食べると血糖値の上昇が緩やかになりやすいので食べる順番も重要です。
【コンビニ食品例】
・海藻サラダ、ゴボウサラダ
・納豆巻き、豆サラダ(豆類)
・春雨スープ
・炭水化物の割合を抑えた食品
カップ麺だけ、おにぎりだけの食事だと1食に対する炭水化物の割合が多いため、血糖値が急激に上昇してしまい、その後の血糖値急降下時に眠気が出やすくなります。炭水化物と共にタンパク質を含む食品を摂ることで、炭水化物単独時より血糖値の上昇度が抑えられます。その分強い眠気が起こりにくくなり、さらに栄養バランスも良くなります。
【コンビニ食品例】
・親子丼よりサラダチキンや焼き鳥
・パンより具材の入ったサンドイッチ
・カップ麺より野菜入りのタンメン
・おにぎり単品より幕の内弁当
さいごに
コンビニで買える食品の中には血糖値の上昇を緩やかにしてくれて、午後の強い眠気を抑えてくれる食品がたくさんあります。
血糖値の変化を緩やかにすることで集中力アップや記憶力アップにつながる可能性も示唆されています。
また、今回紹介した食品でも、量を食べ過ぎてしまったり、食べるスピードが速すぎてしまったりすると眠気が出やすくなる可能性があります。昼食は腹八分目を目安に、よく噛んでゆっくり食べることも大切です。
少しの工夫次第で午後の眠気を抑えられる可能性がありますので、ぜひ試してみてください。