老害(老害、ソフト老害、若き老害)を振りまくのは、みっともない。それを自覚することが大切。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日のテーマは「老害(老害、ソフト老害、若き老害)を振りまくのは、みっともない。それを自覚することが大切」です。
私は、現在、63歳で、来月には、64歳になるのですが、いつも気をつけていることがあります。それは、周囲に老害を振りまかないということです。
具体的には、「昔話をしない。自慢話をしない。武勇伝を語らない。説教をしない。くどくどと長く喋らない」ということを心掛けています。
特に、自分のことを、くどくどと長々と、喋らないよう気をつけています。
若い人でも、自分のことを長々と喋る人がいるのですが、私はそーっと、「あなたのことなんて、誰も興味ないですよ」と言ってやりたくなります。言わないですけど…。この記事をお読みのあなたには、「話が長い人は、嫌われる」ということは、覚えておいて欲しいなぁと思います。
ちなみに辞書によると、「老害とは、指導的立場にある高齢者の『硬直した考え方で組織の活力が失われること』を言うのだそうです。
放送作家の鈴木おさむさんが、ソフト老害という言葉を使いました。
ソフト老害とは、下記の言動を指すのだそうです。
1.上から目線で自分の意見を押し付ける。
2.過去のやり方こそが正しいと思い込んでいる。
3.自分の非を認めない。
4.年寄扱いされると怒る。
上記のことについて、
63歳の私(竹内成彦)が、少しばかり詳しく解説したいと思います。
1.立場が下の人からしたら、逆らえない上の人の言葉は、どうしてもお説教されたと思われがちです。私たち大人は、このあたり、本当に気をつけねばなりません。
2.時代は、刻々と変わっていきます。昔のやり方が今も通用するとは限りません。私たち大人は、くれぐれも自分の過去のやり方が正しいと思い込まないことが大切です。
3.私たち大人も、自分に非があったのなら、相手が部下だろうか年下だろうか、やっぱりちゃんと謝るべきだと思います。
4.年老いたのは、まぎれもない事実です。年寄扱いされたら、ムキになって怒るのではなく、気を遣ってもらったと感謝すべきだと思います。
どうでもいい話ですが、私は1年ちょっと前に、白髪染めをやめました。1年かけて、黒髪から白髪頭になりました。そんな私に向かって、「竹内先生、老けましたね」と言ったクライアントがいたのですが、それは紛れもない事実です。この1年で私は、5歳も10歳も老けました。
「老けましたね」と言われた私は、笑顔で「そうなんですよ。白髪染めをやめたら、いっぺんに老けちゃいました。すみません」と答えました。
若き老害も意外にたくさんありますね。
私(竹内成彦)は、自分が30代のときに、若き老害を振りまいている20代後半の人に、ホントたくさん会ったことがあります。←私は、30代前半までは、心理カウンセラーではなく、まだ普通の会社員をやっていました。
その若き老害を振りまく青年は、まだ、自分自身が20代後半のくせに、30代の私に向かって、こう言ったのです。「最近の新入社員は、全然なってないですね。挨拶ひとつ、ろくにできないですからね」と…。私は思わず、「お前もだ。お前も新入社員の頃、そうだったじゃないか!」と言いそうになりました。
あと今は、聞くところによると、20代後半の社員が、20代前半の新入社員に向かって、「コロナ前は、こうだったああだった」と、偉そうに言うことが多いのだそうです。これじゃあ、この先が思いやられますね。こんな20代後半の若者が、今から老害を振りまいているようだったら、その若者が30代・40代・50代になった時、どうなっているか? 想像するだけで怖いです。
私は、現在、63歳ですが、「最近の若い奴は…」等と言う同世代の人とは付き合わないよう心掛けています。そういう輩に限って、「自分が若い頃は、いかに凄かったか?」自慢げに語りだすのですから、とても付き合ってられないです。
今、私の周囲には、「最近の若者は、なってない」等と言うセリフを口にする人はいないです。本当にありがたいこと、本当に感謝すべきことだと思っています。
私は、若者に媚びるつもりはありませんが、今後も老害を振りまかないよう注意して生きていこうと思っています。もしも私が老害を振りまいていたら、誰か、どうぞ優しく注意してやってください。
まだまだ未熟者です。これからも精進を重ねますので、今後ともどうぞ宜しくお願いします。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。